リサーチ・イン・モーション(RIM)は1日、BlackBerry向けのアプリケーションストア「BlackBerry App World」の提供を開始した。これにより、ユーザーは様々なアプリを手持ちのBlackBerryにダウンロードし利用できるようになる。

同ストアはBlackBerry用のマーケットプレイスで、今回はじめて日本国内でも利用できるようになった。アプリの検索窓を備え、「Top Free」の項目にはBlackBerry Messenger、Player for You Tube、Twitterなどの人気無料アプリ、「Featured Items」の項目にはいま注目のアプリ、Top Paidには有料アプリが紹介されている。「Categories」の項目からBusinessやEntertainmentなどを選択して、欲しいアプリを探すことも可能だ。

画像は、PCから無料アプリ「Facebook」にアクセスしたところ。手持ちの端末にダウンロードリンクを送信することができる

ユーザーは同社サイトから専用アプリ「BlackBerry App World バージョン 1.1」を無料ダウンロードすることで、アプリストアを利用できるようになる。なお、UIは日本語未対応で、まだ有料アプリの利用にも対応していないので注意されたい。

専用アプリには欲しいアプリを検索でき、検索結果を人気順、新着順、評価順などにソートすることができる機能、ひと目でメモリ残量をチェックでき、残りが少ない場合は知らせてくれるメモリ残量表示機能などが搭載されている。ダウンロードしたアプリはmicroSDカード内の「My World」フォルダにアーカイブされるので、新しいBlackBerryデバイスに機種変更したときでもシームレスに利用を継続することが可能だ。

App Worldのシステム要件は、BlackBerry デバイスソフトウェアがv4.2以降であること、トラックパッド、トラックボール、SurePress タッチスクリーンのいずれかが搭載されていること、BlackBerry のブラウザ機能が利用可能なこと。「BlackBerry 8707h」では利用できない。今夏に発売される「BlackBerry Bold 9700」にはプリセットされる予定だ。

専用アプリのダウンロードは、手持ちのBlackBerryデバイスから同社サイトにアクセスして行う方法のほか、USBケーブルでBlackBerryデバイスをPCと接続し、PCからダウンロードする方法もある。また、サイトにメールアドレスを入力し[送信]ボタンをクリックすることで、デバイスにダウンロードリンクを送信することも可能。