ハンファジャパンは5月14日、「UMAZONe」ブランドのパーソナルナビゲーションデバイス(PND)「PND-A3511」を発表した。5月14日より、同社のwebショップで販売される。価格は1万2,900円。
PND-A3511は、AV機能などを搭載せずに、ナビ機能のみに絞り込むことで低価格化を実現したPND。同社では、昨年8月にも、1万4,800円という低価格PND「PND-3510」を発売し、話題となったが、今回のPND-A3511では、それよりもさらに低価格化が進められている。 同社によると、「ディスプレイのサイズが小さいため(採用されているディスプレイは3.5型QVGAのタッチ式)、詳細な表示というわけには行かないが、ゼンリン製の地図によるナビ機能自体は、他のPNDと同等、また、低価格なPNDとしてはまだ少ない最新2010年度版の地図データを採用したことで、より、実際の道路状況に即したナビを利用できる」とのことだ。最大500件までの登録地点検索や、番地などから検索できる住所検索、周辺施設やジャンル別検索なども利用可能で、ルートの検索方法も、一般道優先、距離優先などを選択することができる。
製品には、吸着式スタンド、シガーアダプター、地図データが収録されたSDカード、スタンド吸着カップが付属しており、このセットだけで、車のダッシュボードに取りつけて、ナビとして使用可能だ。
また、バッテリーも内蔵されており(充電6時間/使用3時間)、車から離れた場合でも利用可能だ。本体サイズは、95(W)×80(H)×19.5(D)mmと、持ち運びの際も負担になりにくい大きさを実現している。
なお、同社では、PND-A3511の発売に伴い、旧製品PND-A3510に2010年度版最新地図を搭載したモデルを、1万1,900円で販売する、在庫限りの限定キャンペーンも行っている。