毎日コミュニケーションズは5月13日、2011年に卒業予定の学生を対象に実施した「2011年卒マイコミ内定率調査」の調査結果を発表した。

同調査は、同社の新卒者向け就職情報サービス「マイナビ2011」の会員に対して実施されたもので、調査期間は2010年4月29日～5月5日。有効回答数は7,682件(文系男子2,075名/理系男子1,122名/文系女子3,613名/理系女子872名)となっている。

調査結果によると、2011年卒業予定の大学・大学院生の4月内々定率は31%となり、前月より大幅に増加したことが判明(3月は9.2%)。文理の男女別内訳は、「文系男子: 31.5%」「理系男子: 36.8%」「文系女子: 26.7%」「理系女子: 27.9%」となっている。

4月の内々定率(全体と文理男女別内訳)。詳細は「マイコミ採用サポネット」で入手できる

また同調査では、内々定保有者の今後の活動についてもアンケートを行っており、全体の52.7%が「内々定先に満足したので終了する(終了している)」と回答したことがわかった。その一方、内々定を保有していても就職活動を続ける学生も現時点ではまだ半数以上いることが明らかとなっている。