パナソニックは28日、3D対応のVIERA「TH-P65VT2」「TH-P58VT2」を発表した。発売は5月28日を予定している。価格はオープンで、市場価格はTH-P65VT2が70万円前後、TH-P58VT2が57万円前後と予想される。

3DのVIERAに、より臨場感を味わえる大型モデルを追加

VT2は、2010年2月に国内初のフルハイビジョン3Dに対応した家庭用テレビとして発表されたシリーズ。現在、50V型と54V型の2サイズがラインアップされている。今回の2製品は、このラインアップの拡充を目指すもので、65V型/58V型と、既存製品よりもさらに大画面化している。

機能的には、現行モデルからの変更はなく、短残光で120Hz駆動のプラズマパネルに、アクティブシャッター方式の3Dグラスを組み合わせたもの。3Dグラスは、1個付属する。

VT2シリーズは4月21日に発売されたばかりだが、販売は非常に好調で、店舗によっては品切れで入荷待ちという状態にもなっている。同社によると、今回の新製品は、好調な売れ行きを受けてのラインアップ拡充ではなく、より大画面で見た方が、3D映像の臨場感を楽しめるとして、当初より予定されていたものとのことだ。

型番 TH-P65VT2 TH-P58VT2
定格消費電力 635W 592W
年間消費電力量 240kWh/年 235kWh/年
入力端子 HDMI×4/D4端子×1/ビデオ入力×3(S2×1)/D-sub15ピン×1
サイズ(スタンド込み) 158.0(W)×101.9(H)×41.5(D)cm 143.0(W)×93.5(H)×38.7(D)cm
質量(スタンド込み) 約54.5kg 約43kg