パナソニックは20日、コミュニケーションカメラ「TY-CC10W」を発表した。発売は6月11日を予定しており、価格はオープン。市場価格は、1万8,000円前後と予想される。
同社は、1月6日に2010年の春モデルのアメリカ市場向けビエラより、Skypeに対応させることを発表している。TY-CC10Wは、Skypeに対応したビエラ、またはPCなどとの間で、インターネットを利用した無料のビデオ通話を可能にするためのカメラとマイクのセット。ビエラとはUSBで接続される。
カメラは1280×720画素までのハイビジョン映像に対応。4本搭載されているマイクにより、テレビから流れる通話相手の声をカットし、自分の声だけを相手に届ける(エコーキャンセル機能)ことも可能で、ハンズフリーで利用できる。
現時点で対応しているビエラは、VT2、V2、D2シリーズ(USBポートを搭載しているモデル)。既に出荷されている分に関しては、Skypeに対応させるためのファームウェアのアップデートが必要だ。なお、同社では、今後発売される製品に関しても、USBポートを搭載するモデルに関しては、Skypeへの対応を進めていきたいとのことだ。