NECは、13.3型ワイドCULVノート「LaVie M」シリーズの2010年夏モデルを発表した。ラインナップは、「ワイヤレスTVデジタル」ユニットおよびIntel Celeron SU2300採用の「LaVie M LM370/AS」、Intel Celeron SU2300採用の「LaVie M LM350/AS」。店頭想定価格は、LaVie M LM370/ASが125,000円前後、LaVie M LM350/ASが100,000円前後。発売はそれぞれ4月下旬予定。カラーバリエーションは、グロスレッド、グロスブラック、グロスホワイトの3色展開。

「LaVie M LM370/AS」グロスレッド

グロスブラック

グロスホワイト

「LaVie M LM350/AS」グロスレッド

グロスブラック

グロスホワイト

LM370/ASは、無線LANを使って地上/BS/110度CSデジタルTV放送の視聴・録画が可能な専用ユニット「ワイヤレスTVデジタル」を同梱。LM370/AS、LM350/ASとも、他のPCとUSBケーブルで接続するだけで、手軽にデータ転送ができる「USB Duet」機能を搭載している。接続すると、相手PCに新しいドライブが現れるので、それを使ってデータをやり取りできる。

LM370/ASおよびLM350/ASの主な仕様は、CPUがIntel Celeron SU2300(1.20GHz)、チップセットがMobile Intel GS45 Express。メモリが2GB(最大8GB)、HDDは320GB。グラフィックスはMobile Intel GMA 4500MHD(チップセット内蔵)で、ディスプレイとしてWXGA(1,366×768)表示対応の13.3型ワイド スーパーシャインビューLED液晶を採用。光学ドライブはなし(別売)。

インタフェースはHDMI、D-Sub、USB 2.0×3(うち1基はパワーオフ充電機能付き)、USB Duet専用USBポート、SD/SDHC/SDXCメモリースロット。オーディオ機能は、マイク入力、ヘッドホン/ライン出力、内蔵ステレオスピーカー(1W+1W)、Intel High Definition Audio準拠。ネットワーク機能は、10/100/1000BASE-T対応有線LAN、LM370/ASがIEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、LM350/ASがIEEE802.11b/g/n対応無線LAN。

サイズはW330×D220×H27.0~30.5mmで、重量はLM370/ASが約1.62kgで、LM350/ASが1.61kg。LM370/ASのバッテリ駆動時間は、バッテリ(M)約4.9時間、バッテリ(L)約10.3時間。LM350/ASは、バッテリ(M)約5.0時間、バッテリ(L)約10.4時間。OSはWindows 7 Home Premium(64bit)。「Microsoft Office Personal 2007」プリインストール済み。

なお、Intel Core 2 Duo SU9400採用の「LaVie M LM530/WH」は継続販売される。また、同社が運営する直販サイト「NEC Direct」では、Mobile WiMAXモジュールの追加やIEEE802.11a/b/g/n対応無線LANに機能強化などのカスタマイズが可能となっている。