米Microsoftは4月15日(現地時間)、「Office 2010」「SharePoint 2010」「Visio 2010」「Project 2010」のRTM(製造工程向けリリース)をOffice公式ブログで発表した。
沼本健氏(Officeプロダクトマネジメントグループ担当のコーポレートバイスプレジデント)によると、これらの製品の開発工程において、迅速な展開およびテストの取り組みに5,000以上の組織・パートナーが協力。また2009年11月に公開したベータ版のダウンロード数が750万回を突破した。これはOffice 2007のベータ版ダウンロードの3倍以上に相当する。
製品提供スケジュールは、有効なソフトウエアアシュアランス(SA)を持つボリュームライセンス顧客へのVolume Licensing Service Centerを通じた英語版のダウンロード提供が4月27日に始まる。続いてSAを持たない顧客も、5月1日からMicrosoftのパートナーからボリュームライセンスを購入できるようになる。なおMicrosoftは5月12日(同)にビジネスユーザー向けのOffice 2010とSharePoint 2010のローンチイベントを予定している。
米国におけるOffice 2010の一般ユーザー向けのパッケージ販売は6月に始まる予定。米Microsoft Storeでは「Office Professional 2010」「Office Home and Business 2010」「Office Home and Student 2010」の予約を受け付けている。