NTTドコモは25日、発売を目前に控えたAndroid OS搭載スマートフォン「Xperia」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)の発売日までのカウントダウンを行うモニュメントを、東京・お台場のメディアージュに設置した。巨大な砂時計と電光掲示板で、4月1日の発売日までを盛り上げていく。
設置された砂時計は、Xperiaの頭文字である「X」をかたどった巨大なもので、メディアージュ1階のアナトリウムに設置された。カウントダウンイベントでは、アントニオ猪木さん、モデルの小森純さん、ものまねタレントのアントキの猪木さんが登場し、猪木さんのおなじみの「1、2、3、ダー!」のかけ声とともにカウントダウンが開始された。
Xperiaは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが世界で発売するAndroid搭載スマートフォン。480×854ドット、4.0型フルワイドVGAのタッチパネル液晶を搭載し、動画や音楽、写真を一元的に管理し、独特のインタフェースで操作できる「Mediascape」や、電話帳機能に加えてメール、Facebook、mixiなどのコミュニケーション履歴を一元的に閲覧できる「Timescape」など、独自のUIを採用した。電話帳と連携し、撮影した写真の顔に名前を表示してそのままメールや電話ができる機能や、タッチ操作に最適化された日本語入力アシスト機能「POBox Touch 1.0」を搭載するなど、高機能なスマートフォンに仕上がっている。
発売は4月1日からで、現在は予約を受け付けている。ドコモやソニー・エリクソンは、Xperiaに対して米AppleのiPhone対抗として大きな期待を寄せている。今回は人の多く集まるお台場に巨大なモニュメントを設置して宣伝をすることで、Xperiaをより知ってもらい、ユーザー獲得につなげていきたい考えだ。