企業再生支援機構は12日、会社更生法の適用を申請したウィルコムの支援を決定したと発表した。

企業再生支援機構、ソフトバンク、投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ、ウィルコムの4社は再生支援に関する基本合意書を締結した。

基本合意書では、ウィルコムのPHS事業とXGP事業を分離が締結された。PHS事業については、アドバンテッジパートナーズの出資と企業再生支援機構の融資で事業再建を支援する。XGP事業については、ソフトバンクとAPファンドが基地局ロケーションを譲り受け、新会社を設立し、事業を展開する。ウィルコムは当該ロケーションを共用しコストシナジーを図り、新会社はウィルコムへのMVNO形式での提供に向けた検討を行う。

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