フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、「パサートCC」と「トゥアレグ」をマイナーチェンジし、全車にリヤビューカメラ「Rear Assist」を採用するなど、仕様と装備を変更して3月から発売する。価格はパサートCCが506万円~620万円、トゥアレグが599万円。

パサートCC V6 4MOTION

2.0TSI

パサートCCの2.0TSIでは、トランスミッションを従来の6速ATから、デュアルクラッチの6速DSGに変更した。これにより、燃費は11.8km/Lと従来比13%向上し平成22年度燃費基準+10%を達成、車齢13年超の配車を伴う新車購入補助金の対象車となる。

V6 4MOTIONでは、エンジンプログラムの改良により燃費が10.2km/Lと16%向上した。また、タイヤサイズを従来の17インチから18インチにサイズアップし、同時にアルミホイールのデザインも一新した。そのほか、フォルクスワーゲンとしては初のレーンキープアシストシステム「Lane Assist」を搭載、フロントガラスに設置されたカメラで車線をモニターし、意図しない車線逸脱を検知するとステアリングを補正したり、警告音を発しドライバーに危険を知らせる。

V6 4MOTIONインストルメントパネル&レザーシート

V6 4MOTIONリアシート

2.0TSIインストルメントパネル&レザーシート

リアビューカメラ作動画面

トゥアレグでは、V6モデルの仕様と装備を大幅に見直し、インテリアでは要望が多かったレザーシートパッケージ(レザーシート、前席パワーシート、前席シートヒーター、ウッドデコラティブパネル)を標準装備したほか、タイヤサイズを17インチにサイズアップ、アルミホイールデザインも変更し、一部の装備を見直すことで従来比18万円安の599万円とした。

トゥアレグV6

サイドビュー

V6インストルメントパネル

V6レザーシート

V6リアシート