パナソニックは26日、GPS機能やAVCHD Lite動画機能などを搭載した、光学12倍ズームデジタルカメラ「LUMIX(ルミックス) DMC-TZ10」を3月5日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は4万7,000円前後。

「LUMIX DMC-TZ10」。カラーは4色を展開、左上からシルバー、ゴールド、レッド、ブラック

同製品は、1280×720のハイビジョン画質で長時間の動画撮影が可能なAVCHD Lite動画機能搭載し、旅行先などで気軽に動画を撮影できるというトラベルズームムービーデジカメ「TZシリーズ」の新製品。DMC-TZ10では、新たにGPS機能を搭載しており、地名情報の表示や記録、旅先での時刻合わせなどが可能になっている。

映像出力用のHDMI端子を備えており、1080×1920での出力を実現。別売HDMIミニケーブル(RP-CDHM15 / 30)を使うことでテレビでの静止画再生や動画再生が行え、同社独自のリンク機能「ビエラリンク」にも対応する。

また、輪郭部や細かい部分、変化の少ない部分に応じて最適な画像処理を行う「超解像技術」を導入。これにより、通常撮影時での画質向上のほか、デジタルズーム使用時や高感度撮影時、動画から静止画を切り出した際の画質向上も実現している。

「LUMIX DMC-TZ10」の背面

「LUMIX DMC-TZ10」の上部

レンズは、35mm判換算で25~300mmの光学12倍ズーム(ライカDC バリオ・エルマーレンズ)、撮像素子には1 / 2.33型CCDを搭載し、有効画素数は約1,210万画素。記録メディアは約15MBの内蔵メモリーのほか、SD / SDHC / SDXCカードに対応。本体サイズは103.3(W)mm×59.6(H)mm×32.6(D)mmで、電池とメモリーカードを含んだ重さは218g。