NTTドコモは20日、iモード向けのパケット定額サービス「パケ・ホーダイ ダブル」とスマートフォン向けのパケット定額サービス「Biz・ホーダイ ダブル」を統合すると発表した。4月1日よりパケット定額サービスを「パケ・ホーダイ ダブル」に一本化する。

「パケ・ホーダイ ダブル」は、月額390円から利用できる2段階のパケット通信定額サービス。iモード利用時は上限4,410円、iモードフルブラウザ利用時と128K通信利用時は上限5,985円でパケット通信料が利用できる。今回の統合により、スマートフォン定額対応アクセスポイント(旧Biz・ホーダイ定額対応アクセスポイント)を利用した国内のFOMAパケット通信が上限5,985円できるようになる。

統合後の「パケ・ホーダイ ダブル」の利用イメージ

ただし、PCなどの外部機器を接続した場合は対象外となるので注意が必要。携帯電話とPCを接続し、モデムとして使用した場合のデータ通信は従来通り、上限13,650円となる。パケット通信料もこれまでと変わらず、5,985円までの利用は1パケットあたり0.084円。5,985円を超える場合は1パケットあたり0.021円となる(モデムとして利用した場合)。

現在「Biz・ホーダイ ダブル」を利用しているユーザーは、自動的に「パケ・ホーダイ ダブル」へ移行される。なお、「Biz・ホーダイ シンプル」についても「パケ・ホーダイ シンプル」に統合される。同社は、今回の統合により、利用端末によって異なっていたパケット定額サービスを「より分かりやすい料金体系で利用できる」と説明している。

また、今回の定額サービス統合にあわせて、国内のiモードメールを無料で利用できる料金サービス「メール使いホーダイ」の無料の対象を拡大。新たに、同社のインターネット接続サービス「mopera U」の「Uスタンダードプラン」契約者の「mopera Uメール」送受信も無料対象とする。ただしWebメール、インターネット接続にかかる通信の一部は無料対象外となる。