オリンパスイメージングは14日、薄型デザインとズーム性能を追求したコンパクトデジタルカメラ「μ(ミュー)」シリーズより、「μ-7040」を1月下旬に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は3万円台後半。
同製品は、1280×720pixelのハイビジョンサイズでMPEG-4 AVC / H.246形式の動画撮影が可能。1回につき最長で29分の撮影が行え、ファイルサイズは4GBまで。本体にHDMI端子が装備されており、録画した動画をハイビジョンテレビなどに出力することもできる。
レンズには28mmワイド光学7倍ズームレンズユニット、撮像素子には有効画素数1,400万の1/2.3型CCDを搭載。デジタル一眼レフ用に開発された画像処理エンジン「TruePicⅢ」が採用され、ノイズや偽色の低減、淡い色やナチュラルな色の再現、豊かな階調表現を実現するとのこと。
また、CCDシフト方式手ぶれ補正機構と高感度撮影を併せることで手ぶれや被写体ぶれを軽減させる「DUAL IS」、内蔵メモリーに記録した写真を日付や場所、人物の情報などから検索できる「フォトサーフィン」、スクロールダイヤル回して写真をコマ送りできる「スクロールダイヤル」、自動でシーンを判別して最適な設定を行う「おまかせ♪iAUTO」などの機能を持つ。
このほか主な仕様として、5倍のデジタルズーム(光学ズームと合わせて最大約35倍)、23万ドットの3.0型TFTカラー液晶搭載、焦点距離は28~196mm(35mm換算)、開放F値はF3.0~F5.9、感度はAUTO / 高感度AUTO / ISO 64~1600、記録メディアは2GBの内蔵メモリーのほか、SD / SDHCカードに対応する。本体サイズは94.5(W)mm×55.5(H)mm×25.9(D)mmで、電池とメモリーカードを含んだ重さは144g。