シャープは12日、カラー電子辞書「Brain」シリーズの新モデル「PW-AC910」「PW-GC610」を発表した。PW-AC910は生活総合系のモデルで、PW-GC610は高校生向けのモデル。発売は22日を予定しており、価格はオープン。市場価格はPW-AC910が3万6,000円前後、PW-GC610が3万8,000円前後と予想される。
新モデルは、動画コンテンツと学習アプリケーションの充実によって、「引く」ための電子辞書というだけでなく、「学ぶ」ための電子辞書という面が強化された製品。収録されている動画コンテンツは、約100本となっており、さらに、ブレーン専用サイト「ブレーンライブラリー」からも追加購入することが可能だ。同サイトでは、「代々木ゼミナール」や「ベリタス・アカデミー」などの講師による授業といったコンテンツも用意される予定。また、学習アプリケーションは、画面へのタッチや、手書きで学習を進める対話形式を採用しており、TOEICや英検、センター試験(高校生向けモデルのみ)などの試験形式に合わせた学習を行うことが可能となっている。
また、同社では、コンパクトサイズの電子辞書「Papyrus」シリーズの新モデル「PW-GM510」も同時発表。こちらは高校生向けの製品で、発売は22日を予定。価格はオープンで、市場価格は2万2,000円前後と予想される。PW-GM510は、4.5V型の液晶パネルを装備し、6教科10科目を含む43コンテンツを収録したモデルとなっている。