プラネックスコミュニケーションズは、PCや携帯電話、iPhoneを使ってカメラ映像を確認できる無線・有線LAN対応のパン・チルトネットワークカメラ『CS-WMV04N』を発売した。メーカー希望小売価格は38,000円。
「CS-WMV04N」は、IEEE802.11n/g/b規格に対応する無線LAN、有線LANに対応したパン・チルトネットワークカメラ。本体のカメラ部はパン・チルト機能を備えているので、一台のネットワークカメラで部屋中を撮影できる。
PCからブラウザ経由でパソコンからリアルタイムのモニタリングが可能で、携帯電話からは静止画のモニタリングが行える。このほか、iPhoneからのリアルタイムモニタリングにも対応。タッチパネルを利用してパン・チルトの操作も可能だ。iPhoneで同製品を利用する場合は、App Storeから専用アプリケーション「PCI VIEWER」をダウンロードする必要がある。
本体の寸法・重量は108(W)×112(H)×108(D)mm(アンテナ部除く)・約297g。130万画素カメラを搭載し、最大1280×1024ピクセルの撮影が可能。本体にSD/SDHCメモリカードスロットを搭載する。
機能面では「動体検知機能」「お知らせアラーム」といった機能を搭載。カメラが変化を感知するとスナップショットを撮影しFTPサーバにアップロードするほか、PCや携帯電話にメールを送信できる。加えて、最大16台のカメラの画像を同時に確認可能できる「マルチカメラ機能」、はじめて無線LANを使う人でも、簡単に接続設定を行える「WPS(簡単無線設定機能)」などが利用可能。このほか、固定のグローバルIPアドレスを持っていない場合でも、公開サーバに自分専用のドメイン(ホスト名)を使って外部からカメラの映像を確認できる「ダイナミックDNS機能」などを搭載する。