11月18日(米国時間)に発表された、カシオ計算機のデジカメ新ブランド「EXILIM G」。同ブランド第1弾として登場した、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」のコンセプトを引き継ぐという、世界最薄の耐衝撃デジカメ「EX-G1」がマイコミジャーナル編集部にやってきた!

11月18日(米国時間)に発表された、耐衝撃デジタルカメラ「EX-G1」

今回は、G-SHOCKで培った技術をもとに、カシオが満を持して投入する新モデルの外観を中心にレビューする。

まずはパッケージをチェック!

角ばった"G"仕様の箱にデカデカとGマークが

箱を開けると、裂け目のようなデザインが顔を出す。芸が細かい!

G-SHOCKのコンセプトを継承した耐衝撃性能を実現

ボディ前面。二重構造のステンレス鋼製ケースを採用し、2.13mの落下試験に合格した耐衝撃性をもつ。艶消しされたブラックが落ち着いた印象だ。カラーはほかにレッドも用意される

背面には2.5型液晶を装備。水圧や衝撃から液晶パネルを守るアクリル板を導入したほか、シャッター付近のボディサイドには衝撃を吸収するポリカーボネート製カバーを採用

防水性能はIPX8(JIS保護等級8)相当。3mの水深で60分間使用可能となっており、「WATERPROOF」としっかり刻印。-10℃の耐寒性能も採用している

レンズの損傷を防ぐリングを採用。レンズ周りの意匠もG-SHOCKを彷彿とさせる

横から眺めてみた。主なスペックとして、有効1210万画素CCD、光学3倍ズーム、焦点距離38~114mm(35mm判換算)となっている

細部のディテールにも要注目!

本体上部には、「メイクアップ」機能専用ボタンを装備した「EXILIM」シリーズ最新機種とは違い、シャッターボタン、電源ボタンのほか、「BS(ベストショット)」ボタンを装備。操作ボタンの質感も男心を刺激する

ダイヤルを回すとメモリーカード収納部のフタが開く仕掛けに

記録メディアはmicroSDHC/SDメモリカードを使用する

本体前面下部に赤字でGマーク

リチウムイオン充電池「NP-80」を使用し、撮影可能枚数は300枚(CIPA規格)

タバコとサイズ比較をしてみよう

薄さは19.9mmと耐衝撃デジカメで世界最薄(同社調べ)

本体サイズは103.5(W)mm×64.2(H)mm×19.9(D)mmで、重さは約154g。本体とタバコを重ねるとちょうど隠れる大きさ

G-SHOCKをしてEX-G1を持ってみた!

最強の"G"コンビ。防水デジカメというと、分厚いイメージもあるが、「EX-G1」を男性がもつとこんな感じ

「Endurance」という製品テーマからも、単なる防水・耐衝撃デジカメとは一線を画す、というカシオの想いが伝わってくる「EX-G1」。次回は「インターバル撮影」機能や、"雪"や"ビーチ"などのシーンにも使える「ベストショット機能」などを試した実写レビューをお届けする。

いまだ国内発売が未定の同モデルだが、カシオアメリカ「EXILIM G」スペシャルサイトでは、さらに詳しい製品デザインやコンセプトなども紹介されているので、気になる方はご確認あれ!