NTTドコモは10日、FOMA携帯電話の新製品『docomo PRIME series SH-01B』(シャープ製)を発表した。11月20日より発売する。

『docomo PRIME series SH-01B』(シャープ製)

SH-01Bは、3.4インチフルワイドVGA(480×854ドット)ディスプレイを搭載した折りたたみタイプの携帯電話で、約1,210万画素のCCDセンサを採用したカメラ機能が特徴。背面に高輝度LEDを搭載するほか、最大ISO 12800の高感度撮影にも対応する。

カメラ機能としては、登録した個人の顔に優先的にピントを合わせる「個人検出」や3つのブレ補正を行える「チェイスフォーカス」、「シーン自動認識」などが利用可能。さらに登録した顔に名前を付けることで、データBOXから探したい人の写真を簡単に検索できる機能なども搭載する。

本体の厚さは、14.7mm(最厚部 約19.9mm)と薄型。側面には、LEDが配置され着信時などに点灯する「サイドイルミネーション」を搭載する。イルミネーションのパターンをダウンロードして自分好みにカスタマイズすることも可能だ。フェイス部には、大型のサブディスプレイを搭載しており、直近のスケジュール、iチャネルテロップ、メール本文などを表示できる。

ディスプレイはタッチ入力に対応。写真にタッチ操作で落書きやスタンプを貼り付けられる「プリティアレンジカメラ」、手書きでメモをとれる「待受メモ」手書きで作成できる「デコメピクチャ」といった機能が利用できる。

このほか機能面では、ワンセグ、おサイフケータイ、Bluetooth、iコンシェル、GPS/オートGPS、ケータイデータお預かり、ブルーレイディスクレコーダー映像転送、マイエリア、Music&Videoチャネルなどに対応。通信面では、国際ローミングサービス「WORLD WING(3G/GMS)」、FOMAハイスピード(HSDPA 7.2Mbps)をサポートする。

(写真:石森 亨)

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今冬モデルの目玉である「オートGPS」機能に対応

予測変換システム「ケータイshoin」はバージョン9となり、インラインに予測候補を表示する機能や英数変換で日時を候補として載せる機能が追加された

シャープ製ドコモ端末のiモードブラウザ画面において画面下部に鎮座していた時計表示が無くなった。「画面をより広く感じていただくための改善」(説明員)とのこと

タッチクルーザーは静電式となり、ホイール操作にも対応するようになった

(写真・キャプション/井上翔 K-MAX)

主な仕様(予定)

寸法 高さ 約110mm×幅 約50mm×厚さ 約14.7mm(最厚部 約19.9mm)
質量 約126グラム
3G連続待受時間(静止時[自動]) 約460時間
GSM連続待受時間(静止時[自動]) 約270時間
連続通話時間(3G/GSM) 約210分/約200分
連続テレビ電話時間 約110分
メインディスプレイ(サイズ/ドット数・通称/種類/発色数) 約3.4インチ/横 480ドット×縦 854ドット・フルワイドVGA/NEWモバイルASV液晶/16,777,216色
サブディスプレイ(サイズ/ドット数/種類/発色数) 約1.4インチ/横 192ドット×縦 64ドット/有機EL液晶/1色
外部メモリー(最大対応容量) microSD(2GB)、microSDHC(16GB)
外側カメラ機能(有効画素数/記録画素数) 顔検出オートフォーカス対応CCDカメラ(約1,210万画素/約1,200万画素)
内側カメラ機能(有効画素数/記録画素数) CMOSカメラ(約43万画素/約41万画素)
Black、White、Gold