『841P』(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製)

ソフトバンクモバイルは10日、ソフトバンク3G携帯電話の新製品『841P』(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製)を発表した。2010年2月以降に発売する。

「841P」は、3.0インチフルワイドQVGAディスプレイを搭載した折りたたみタイプの携帯電話。オートフォーカス対応の320万画素カメラやワンセグなどスタンダードなモデル。

ヒンジ部のボタンを押すことで端末を開くことができる「ワンプッシュオープン機構」など合計19種類のワンタッチ機能を搭載。好みの機能を割あてることができる「専用ボタン」、端末の使用方法を表示する「ガイドメニュー機能」、ボタンの間隔、サイズ、立体感にこだわった大きく押しやすい「快適タッチボタン」など、使いやすさにこだわった機能も備える。

また、入力した文章の内容に適した絵文字やピクチャーを自動で選択して簡単にデコレメール作成ができる「楽デコ」、季節や時間などの情報と連動して最適な言葉を予測する予測機能なども利用できる。

このほか、ワンセグ、メディアプレイヤー、赤外線通信(IrDA)、シンプルモード、PCサイトブラウザ、デコレメール、着うたフル、電子コミック、S!アプリ(メガアプリ)、S!情報チャンネル、S!速報ニュース、S!電話帳バックアップ、安心遠隔ロックなどに対応。通信面では、国際ローミング「世界対応ケータイ」、3Gハイスピード(3.6Mbps)をサポートする。

841P、カラーはブラック、ホワイト、ゴールド、ヴェネチアンロッソの全4色

841P背面。有効画素数約320万画素のCMOSカメラを備える

折りたたんだ状態(ヴェネチアンロッソ)。サブディスプレイは96×25ドット、0.77インチの有機EL

オープン時。ワンプッシュオープンで簡単に片手操作が可能

サブディスプレイ。白色有機ELを視認性が高い

メール作成画面、通話ボタン長押しで楽デコ機能を使うことができる

左の画像に楽デコ機能を使った状態。ワンボタンでメールをデコレートできる

デコレーションの候補があれば何度でもパターンを変更できる

楽デコを施した文章のデコレーション内容を編集することもできる

押しやすさと立体感にこだわった「快適タッチボタン」を搭載

カメラ起動画面。写真撮影のほか動画撮影も可能

(撮影・キャプション/渡邉洋介 K-MAX)

主な仕様(予定)

通信方式 国内 W-CDMA方式
海外 W-CDMA方式、
GSM方式(900/1,800/1,900MHz)
ディスプレー メイン 約3.0インチフルワイドQVGA(427×240ドット)
TFT液晶(最大26万色)
サブ 約0.77インチ(96×25ドット)有機EL(白色1色)
モバイルカメラ(画素数/タイプ) 有効画素数約320万画素/
CMOS(オートフォーカス対応)
カラーバリエーション ヴェネチアンロッソ、ブラック、ホワイト、ゴールド