マイクロソフトは、同社ダウンロードセンターにて、Windows 7向けとして仮想Windows XP環境「Windows XP Mode for Windows 7」、仮想化ソフト「Windows Virtual PC」の配布を開始した。
また、インストール方法に関するドキュメント「Windows Virtual PC および Windows XP Mode のインストール方法とリリース ノート」 (VirtualPC_install.mht
、 VirtualPC_releasenote.mht
)も配布されている。ヘルプファイル(.hlp) を表示する「Windows 7用Windows Help プログラム」(WinHlp32.exe)も入手すると良いだろう。
Windows XP Mode for Windows 7(WindowsXPMode_ja-jp.exe
)は、ファイルサイズ601.8 MB。VHDファイルが含まれており、32bitの仮想Windows XP Professional SP3環境が利用できる。動作環境は、Windows 7 Professional/Ultimate/Enterpriseで、Windows XP Modeのインストール用として2GB、また仮想Windows環境用に15GBのHDD空き容量、Windows Virtual PCが必要。Windows XP Modeベータ版/Release Candidateからのアップグレードはサポートされていない点に注意されたい。
Windows Virtual PCは、32bit版(Windows6.1-KB958559-x86.msu)がファイルサイズ9.1MB、64bit版(Windows6.1-KB958559-x64.msu)がファイルサイズ9.9MB。動作環境はWindows 7、ハードウェア支援による仮想化に対応したIntel/AMD/VIAプロセッサ、2GBのメモリ、20MBのHDD空き容量。ホストOSとしてWindows 7 Home Basic/Home Premium/Professional/Ultimate/Enterpriseをサポート。ゲストOSとしてはWindows XP Professional SP3、Windows Vista Ultimate SP1/Business SP1/Enterprise SP1、Windows 7 Professional/Ultimate/Enterpriseをサポート。