日本通信は21日、チャージ式モバイルデータ通信『Doccica(ドッチーカ)』において、クレジットカード決済のためのダイレクトチャージ機能を追加すると発表した。
ドッチーカは、2009年3月に提供を開始。「FOMAエリア内であれば日本全国どこでもつながるエリアの広さ、予算に応じてチャージできる手軽さと、料金体系のわかりやすさなどが大きな特長となり、広い層のユーザーに選ばれている」(日本通信)。
今回同社では、「ユーザーの利便性をさらに高めるため」として、ドッチーカのチャージ機能を強化したダイレクトチャージ機能を追加することにした。従来は、チャージをする度にクレジットカード情報を入力するなどの必要があったが、ダイレクトチャージを使うことで、一度クレジットカード情報を登録すれば、チャージ用パスワードだけでチャージできるようになる。
また新機能では、インターネットを使わず、ユビキタス専用線(3G無線を使った専用線)を使用しているほか、端末とデータセンターとの情報を組み合わせないと復号できない暗号化を使うなど、「簡単なだけでなく、安全にクレジットカード決済を利用できる仕組みとなっている」(同社)。
同社では新機能追加に伴い、ダイレクトチャージに対応したドッチーカ用bアクセスのダウンロードサービスを21日から開始。bアクセスは、22日に販売開始されるWindows 7にも対応している。