KDDIと沖縄セルラーは13日、法人向け携帯電話『E07K』(京セラ製)を10月29日に発売すると発表した。
「E07K」は、ビジネスに求められるセキュリティ機能、アプリケーションを搭載しながら、デザイン性も追求した法人向け携帯電話。具体的には、本体を閉じると自動的にロックがかかる「とじるとロック機能」や、待受け画面の状態で一定時間が経過すると自動的にロックがかかる「オートロック機能」を搭載。また、万が一の紛失時でも固定電話などからの遠隔操作でオートロックをかけられる「遠隔ロック機能」、携帯電話内のメモリを消去できる「遠隔データ消去機能」を標準搭載している。
「ビジネス便利パック/GPS MAP」を契約することにより、管理者側のPCからセンタープッシュ方式で遠隔ロックをかけられる「リモートロック機能」や、アドレス帳や送受信メール、発着信履歴などの各種データを削除できる「メモリ削除機能」も利用できる。
また、データ持ち出しによる情報漏えいのリスクがある「外部メモリ」のほか、「ワンセグ」、音楽・映像再生機能を搭載せず、「ビジネス用途のニーズに対応している」(KDDI)。
さらに、法人向けサービスのアプリケーション「ビジネス便利パック/GPS MAP」「ケータイオフィス」「ドキュメントビューアー」「KDDI Business Outlook」「scanRSM」のアプリケーションをプリセットしている。
使いやすさを追求したシンプルなデザインも特徴。手にフィットする断面形状とディンプル表面により手になじみやすくなっているほか、片手でスムーズに開閉できる側面形状や、押しやすさを考慮したドーム型形状のフレームレスキーなどを採用している。
急な出張時などに消費電力を抑えて、電池の持ちを良くする「長持ちモード」や、待受画面から文字入力し、入力した文字をキーワードにインターネットや乗り換え、地図などのダイレクト検索が可能な「すぐ文字」など、ビジネスに使える便利な機能も搭載している。