IMJモバイルは5日、iPhoneまたはiPod touchユーザーを対象とした「iPhoneに関する利用実態調査」の結果を公表した。これによると、有料アプリを「ほぼ毎日」ダウンロードしているとの回答は8.8%となり、「1カ月に1回以上」ダウンロードしている割合も63.2%にのぼることが分かった。
調査は、14~49歳のiPhoneまたはiPod touchを保有している男女を対象に、2009年9月15日~17日にインターネットリサーチで実施。300人から有効回答を得た。
iPhoneを保有しているユーザーに対し、利用しているiPhoneの機能を尋ねたところ(複数回答)、「メール」(87.9%)、「通話」(84.4%)、「サイト閲覧」(78.9%)、「音楽再生」(71.6%)が上位にあがった。最も利用している機能では、「サイト閲覧」(25.6%)が最も多く、次いで「メール」(23.9%)、「音楽再生」(20.8%)となった。
アプリをダウンロードしたことがあるか尋ねたところ、91.0%のユーザーがアプリをダウンロードしたことがあり、そのうちの58.6%が、有料アプリをダウンロードしたことがあることが分かった。有料アプリの平均ダウンロード数は8本で、ボリュームゾーンは「2~3本」(37%)だった。
アプリダウンロード経験者に対し、ダウンロードしたことのあるアプリを有料と無料それぞれについて尋ねたところ(複数回答)、ともに「ゲーム」(有料61.9%、無料72.8%)が最も多かった。そのほかに有料アプリで多くダウンロードされているジャンルは、「ユーティリティ」(30.6%)、「写真」(25%)、「ビジネス」「ミュージック」(ともに23.8%)などだった。
ダウンロード頻度を尋ねたところ、有料アプリを「ほぼ毎日」ダウンロードしているとの回答は8.8%となり、「1カ月に1回以上」ダウンロードしている割合も63.2%にのぼることが分かった。一方、無料アプリでも「ほぼ毎日」との回答は8.9%、「1カ月に1回以上」ダウンロードしている割合は78.5%に達した。
アプリダウンロード経験者に対し、ダウンロードしたアプリを知ったきっかけを尋ねたところ、「無料トップアプリケーション」(54.2%)が最も多く、次いで「カテゴリ」(41.8%)、「有料トップアプリケーション」(29.7%)が続き、AppStore内のコンテンツが上位を占める結果となった。これについてIMJモバイルでは、「AppStore内でのプロモーションが効果的であることが分かる」としている。