ヤマハ発動機は、10月24日から開催される第41回東京モーターショーに、F.I.(フューエルインジェクション)を搭載した「SR400」をはじめ、今年発売された「VMAX」、「YZF-R1」、2010年モデルのモトクロッサー「YZ450F」、GPマシン「YZF-M1」などを出品する。
SR400は、1978年3月の発売以来、変わらないシンプルなデザインと空冷単気筒エンジンの鼓動感によって30年以上にわたって支持されてきたが、排出ガス規制などにより現在は生産終了となっている。出展モデルは、エンジンにF.I.を搭載し、優れた環境性能を達成しながら、SRらしい鼓動感やスタイリングを継承した。また、レトロモダンなメーターパネルや新作サイドカバー、エンブレムなどを採用し、さらなる質感の向上を図った。
VMAXはV型4気筒エンジンを搭載したヤマハの旗艦モデル。1985年に初代が登場し、2009年に四半世紀ぶりに生まれ変わった。
YZF-R1は1,000ccのスーパースポーツモデル。6代目となる2009年モデルは、エンジンからフレーム、全てを一新した。また、正規の国内販売が始まったのはこの2009年モデルから。
YZ450Fは、オフロードの競技用車両。出展される2010年モデルはF.I.を搭載し、前方吸気・後方排気という革新的なレイアウトを採用している。
YZR-M1は、世界最高峰の二輪レースMotoGP用のマシン。同車は2008シーズンにチャンピオンを獲得し、2009シーズンも現在のところランキングトップを得ている。