博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所は17日、東京大学大学院情報学環山内研究室、KDDI研究所と共同で、KDDIが開発中の「実空間透視ケータイ」を使った実証実験「東京大学ARキャンパスツアー」を9月25日から2日間実施すると発表した。
「実空間透視ケータイ」は、自分が今いる場所の位置情報を元に、携帯電話をかざした方向の観光スポット、ランドマークなどの実空間情報を直感的に把握できるアプリケーション。実証実験では、KDDIと博報堂DYメディアパートナーズが共同で開発中の次世代ナビゲーション携帯アプリ「MAWARIPO」×実空間透視ケータイを利用する。
実証実験「東京大学ARキャンパスツアー」は、利用者の位置情報を元に、周辺に存在するキャンパス内施設の情報を、数十人の現役東大女子学生がナビゲーションする試験サービス。東京大学ARキャンパスツアーがインストールされた実験端末を持ってキャンパス内を自由に散策してもらい、インタフェースの操作性や、大学に対する好意度や理解度などの検証を行う予定となっている。