シャープは27日、PCの高性能とケータイのモバイル性を融合させた新しいインターネットツール「NetWalker PC-Z1」を発表した。ホワイトとブラックは9月25日発売予定で、レッドのみ10月下旬発売予定となる。店頭予想価格は44,800円。
NetWalkerは、1,024×600ドットの解像度を持つ5型ワイド液晶を搭載した、インターネット端末。約14mmのキーピッチを持つQWERTYキーボードを備えるのも特長。キーボード右上にはオプティカルポイントを、左上にはマウスの左右クリックに相当するボタンを装備する。
そのほか、開いて3秒で使えるクイック起動やタッチパネルといった機能を備えている。
OSはUbuntu 9.04(シャープカスタマイズ版)で、Web閲覧用にFirefox 3.0、メールソフトとしてThunderbird、オフィスソフトとしてOpenOffice.orgなどをプリインストールしている。
各種メディアファイルにも対応し、動画はMPEG-4、H.264、WMV。音楽はMP3、AAC、WMA。画像はJPEG、GIF、PNG、BMP。フラッシュはFlash8.0。そのほか、PDFにも対応する。
カラーバリエーションはホワイト、ブラック、レッドの3色展開。
主な仕様としては、CPUがFreescale i.MX515で、メモリは512MB、4GBのフラッシュメモリ(ユーザーエリアは2GB)を内蔵する。
その他の機能として、USB2.0、miniUSB、microSDメモリーカードスロット、IEEE802.11b/g無線LANなどを装備する。
サイズは約W161.4×D108.7×H19.7~24.8mmで、重量は約409g。バッテリ駆動時間は約10時間となる。