東芝ホームアプライアンスは3日、冷蔵庫「プラチナ潤い鮮蔵庫 野菜収納名人」シリーズより、新モデルとして定格内容積425Lで6ドア両開きの「GR-B43F」を発表。発売は9月10日を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は23万円前後。

冷蔵庫「GR-B43F」。高耐荷重のアシストレールを採用することで、野菜をたくさん入れても軽い力で野菜室を開閉できる

同製品では、野菜室を真ん中にレイアウトした「まんなかの野菜室」を採用し、重たい野菜も屈まずに楽に取り出せるように設計。真ん中に野菜室があることで、奥の方まで見渡せ、食材の使い忘れを防ぐ効果もあるという。また、庫内を脱臭・除菌する「プラチナプラスユニット」も装備。野菜の傷みをはやめるエチレンガスや、アルデヒド系のガスも分解する。さらに「i-ツイン冷却」により、野菜室を約95%の高湿度に保つことで、野菜のみずみずしさをキープするほか、冷蔵室も湿度約85%にし、食材をラップなしで保存できる「うるおい冷気」を採用。冷凍室には、食材を温度変化から守る「プレクールシステム」を備え、温度ムラを抑えることで、霜つきの少ない冷凍を実現した。

製氷室にはAg抗菌加工した給水タンクと製氷皿を用意。給水経路もかんたんに取り外して洗えるなど、清潔性にも配慮した。

GR-B43Fでは、同様の機能を搭載した従来モデルと比べ、省エネ性能を向上させているのが特徴。年間消費電力量は430kWh/年(従来機「GR-A43F」:470kWh/年)となっており、2010年省エネ基準達成率124%としている。本体サイズは685(W)×1818(H)×649(D)mmで、ボディカラーはシルバーとシルキーステンレスの2色が用意される。

なお、5ドア片開きの定格内容積405Lモデル「GR-B41G」(年間消費電力量400kWh/年、9月1日発売)、同・365Lモデル「GR-B37G」(同390kWh/年、10月1日発売)、同・328Lモデル「GR-B33G」(同430kWh/年、9月10日発売)も同時に発表。価格はオープンで、推定市場価格は、それぞれ22万円前後、21万円前後、19万円前後。