米Sun Microsystemsは7月16日(現地時間)、特別株主総会で同社とOracleの合併案が株主から承認されたことを発表した。

株主総会決議において、Sunの普通株1株に対しOracleが9.50ドルを支払う買収案を、Sun普通株のおよそ62%分を所有する株主が承諾した。通過には過半数が必要だった。同案はすでにSun取締役会の承諾を得ており、今回の承認は合併実現に向けた大きなハードルのクリアを意味する。

残る手続きは主に規制当局からの承認だ。今年6月に米司法省が反トラスト問題に関する予備調査の延長を明らかにしていたが、Oracleは夏中に手続きを完了できる見通しを示している。