元モーニング娘。の石川梨華、マルシアらが出演するミュージカル『オペラ・ド・マランドロ~リオデジャネイロ1941~』の製作発表が2日、都内にて行われた。

「今回は賢い(設定の)役なので苦戦しています(笑)」と明るく自虐的な石川

同作は1979年にブラジルで初演され、映画化もされた人気作。ブレヒトの傑作『三文オペラ』を下敷きとした物語が、ブラジル音楽にのせて展開される。今回、マランドロ(ならず者)の首領を演じるのは別所哲也。その愛人である娼婦・マルゴにマルシア、マックスを巡り、マルゴと競うお嬢様・ルーに石川梨華が扮する。

ハロプロ卒業後初の本格的なミュージカル出演となる石川は、「大人数で歌う癖がついてしまっているので、おなかから声が出るように腹筋したいです」と気合十分。「大先輩方にしがみついて頑張っていきたいです」という石川に対し、"ミュージカルの先輩"であるマルシアは、「(故郷の)ブラジルの歌を歌えて嬉しいです。大切に大切に歌います」と作品への思い入れを語っていた。

また、別所が「女性二人の修羅場がすごい。どうぞみなさん、その恐ろしさをお楽しみに(笑)!」と語るように、舞台上では"女のバトル"を展開する石川とマルシア。「マルシアさんとは一度ミュージカルでご一緒しているので大丈夫です。それがなかったらビビっているかも(笑)」と石川が話すと、マルシアは「実は梨華ちゃんこわいので……(笑)」とやり返していた。

「"喜怒哀楽"を前進したい」という独特のマルシア語に、別所からはツッコみも

マルシアからは「だらしな~い男役がぴったり」と賞賛? される別所

「ようやくこの濃い顔が役に立つときがきました。この夏いちばんの作品にしたい」と石井一孝

今回、初めてウエディングドレス姿を披露するという石川。プライベートでの予定を聞かれると、「いつくるんですかねぇ?」とかわしていた。

『オペラ・ド・マランドロ』は、東京芸術劇場(東京・西池袋)にて7月25日から8月2日までの期間で上演(※地方公演あり)。詳細はこちら