パナソニック サイクルテックは10日、電動アシストサイクル「Hurryer(ハリヤ)」「EZ(イーゼット)」「OFFTIME(オフタイム)」「SugarDrop(シュガードロップ)」の4製品を発売した。価格は、Hurryerが12万6,000円、EZが11万6.000円、OFFTIMEが12万6,000円、SugarDropが9万5,800円となっている。

Hurryerは、マットブラック/マルーンレッド/デザートシルバー/グレイッシュブルーの4色が用意される

ストリート系のEZ。カラーバリエーションは、写真のデザートイエローのほかに、マットブラックとビンテージレッド

Hurryerは、フロントにサスペンションを装備しているなど、一見オフっぽいが、タイヤはオン用を履くモデル。EZは、ブロックパターンのタイヤと前後とフレームに配置されたキャリアを特徴としたストリート系モデル。OFFTIMEは折り畳み式で7段変速を装備するモデル。オプションで輪行バッグも用意される。ここまでがスポーツ色の強いモデルで、SugarDropは女性を意識したファッション性の強いモデル。4台とも、全くの新製品というわけではなく、新基準に合わせ、従来製品をマイナーチェンジしたもの。従来は、アシスト力と人力との比が1:1までだったものが、最大2:1にまで強化されている。それと同時に、走行モードも変更。従来は、「強モード」「標準モード」「オートマチックモード」の3モードが装備されていたが、新製品では、「オートマチックモード」「パワーモード」「エコモード」の3モードとなった。

折り畳み式で、7段変速も装備されるOFFTIME。マットブラウニッシュブラック/マットラズベリー/マットセラドングリーン/マットコロニアルイエローの4色のカラーバリエーション

女性を意識したデザインのSugarDrop。ピュアブラック/ココモミルク/シュガーピンク/シュガーブルーの4色が用意される

また、Hurryer/EZ/OFFTIMEでは、従来は乾電池式だったライトを、アシストモーター用のバッテリーから電源を取るLEDライトに変更。利便性をアップしている(SugarDropは、従来よりアシストモーター用のバッテリーをライトの電源として使用)。 Hurryerでは、これらの変更のほかに、ワイヤーをフレーム内蔵としている。また、従来は変速機を装備していなかったEZでは、内装3段変速が新たに追加された。

品名 品番 タイヤサイズ 変速機 質量 充電時間 オートマチックモードでの走行距離(充電1回)
Hurryer BE-ENH67 26 外装7段 19.7kg 約3時間 約42km
EZ BE-ENZ03 20 内装3段 21.5kg 約2.5時間 約34km
OFFTIME BE-ENW07 前18/後20 外装7段 18.9kg 約3時間 約48km
SugarDrop BE-ENCS03 20 内装3段 21.3kg 約2.5時間 約35km