シチズン時計は、ビジネスマン向けのエコ・ドライブ電波時計「アテッサ ジェットセッター」から、アナログ式電波時計では世界初という、ディスク式都市選択機能搭載の世界多局受信ワールドタイムクロノグラフ「ダイレクトフライト」2モデルを10日に発売すると発表した。
現在のトレンドとも言える世界多局受信ワールドタイム電波時計は、多機能がゆえに操作が複雑になってしまうのが実情。そこで同社は、竜頭を1段引いてディスクの都市名を変更するだけの 操作で、3針とカレンダーが各都市の時差に対応した時刻・日付を表示する同製品を開発したとのこと。
また同製品では、電力消費の多い1 / 5秒運針クロノグラフを光発電エコ・ドライブ電波時計で初めて実現し、日本・アメリカ・ヨーロッパ・中国の世界4エリアの標準電波を高感度に受信する「パーフェックスマルチ3000」も搭載したという。
ケースとバンドに同社独自の硬質化技術「デュラテクト」を施したチタンが使用されている「ATD53 - 3011」(価格は10万5,000円)と、カーボンの硬質膜をコーティングする「デュラテクトDLC」が施された「ATD53 - 3012」(価格は13万6,500円)の2モデルを用意。どちらもケース径は41mで、アラーム、サマータイム機能、パワーセーブ機能、10気圧防水機能を搭載。