アウディジャパンは、2シーターミッドシップスポーツカー「アウディR8」に、V型10気筒5.2FSIエンジンを搭載した「アウディ R8 5.2 FSI クワトロ」を追加し、予約受付を開始した。配車は7月下旬を予定している。価格は1994万円。

アウディR8 5.2 FSI クワトロ

今回導入される「アウディR8 5.2 FSI クワトロ」は、ラインアップの最上位に位置するモデル。ミッドシップレイアウトとドライサンプ方式を採用したFSIガソリン直噴型10気筒5.2リッターエンジンを搭載し、最高回転数はレーシングエンジンと同等の8,700rpmを実現。最高出力386kW(525ps)、最大トルク530Nm/6,500rpmを発揮し、0-100km/h加速は3.9秒、最高速度は316km/hに達する運動性能を備える。トランスミッションは6速Rトロニックを採用し、ステアリングポジションは左となる。

ドライサンプ方式FSIガソリン直噴V10 5.2リッターエンジン

パワートレインは、通常時では後輪により多くのトルクを配分するフルタイム4WDシステム「クワトロ」など独自の最新技術を搭載。アルミボディには軽量ボディ構造「アウディ スペース フレーム(ASF)」を採用し、フレーム重量は210kgに抑えているという。サスペンションはアルミニウム製4輪ダブルウォッシュボーン。専用10スポークYデザイン19インチアルミホイールが装備される。

デザインや装備はV8エンジンモデルとの差別化を図かり、新たにクローム処理が施されたフロントシングルフレームグリル、大型化されたフロントエアインテークなどを採用。インテリアはファインナッパレザーの本革仕様スポーツシートや専用インストルメントクラスターを標準装備する。ボディカラーは専用色1色を含む9色を用意している。