ゼンハイザージャパンは13日、ヘッドホンの新モデル9機種を発表した。発売は4月を予定している。価格などは表のとおり。

スポーツタイプの3モデル。左から、PMX80 SPORT II、OMX80 SPORT II、MX85 SPORTS II

スポーツタイプは、それぞれ、装着方法の異なる3タイプが用意される。「PMX80 SPORT II」は、ネックバンドを装備するタイプで、「OMX80 SPORT II」は、フレキシブルイヤーフックを装備する耳かけタイプ。「MX85 SPORTS II」は、耳の穴と、その上のくぼみとの両方にセットすることで安定感を出すという「ツイストトゥフィット」システムを採用する。音圧レベルは、PMX80 SPORTS IIが121dB、OMX80 SPORTS IIが114dB、MX85 SPORTS IIが117dB。周波数特性は、18Hz-21kHz(PMX80 SPORTS IIのみ19Hz-21kHz)。コード長は、すべて1.2m。PMX80のみ片出しとなる。プラグは3.5mmステレオミニで、形状はL型を採用する。

カナルタイプの「CXシリーズ」。左が「CX200 STREET II」で、右が「CX550 STYLE II」

カナルタイプのCX550 STYLE IIは、迫力のある低域再生を特徴とする、CXシリーズの最上級モデル。音圧レベルは114dBで、周波数特性は17Hz-22kHz。コードは0.6m長のものが採用されており、0.8mの延長コードも付属する。プラグは3.5mmステレオミニで、形状はストレート。

同じくカナルタイプのCX200 STREET IIは、ハウジング形状に特徴を持たせたモデル。音圧レベルは110dBで、周波数特性は20Hz-20kHz。ケーブル長は1.2mで、L型の3.5mmステレオミニプラグを採用する。

オーバーヘッドタイプの3モデル。左から「HD328」「HD328」「HD338」

HD218/228/238は、スタンダードなオーバーヘットタイプのヘッドホン。HD218/228は密閉型で、HD238のみオープンエアー型となる。音圧レベルは、HD218が108dB、HD228が110dB、HD238が114dB。周波数特性はHD218が12Hz-21kHz、HD228が18Hz-22kHz、HD238が16Hz-23kHzとなる。3機種とも、1.4mの方出しタイプのケーブルが採用されており、プラグは、3.5mmステレオミニのストレートタイプ。

密閉型モニタータイプの「HD380 PRO」

HD380 PROは、密閉型のモニター用ヘッドホン。音圧レベルは110dBで、周波数特性は8Hz-27kHz。コードは着脱可能なカールタイプで、長さは1.3m。プラグは、ストレート型の3.5mmステレオミニを採用するが、6.3mmステレオ標準プラグへの変換アダプターも付属する。

型番 推定小売価格
PMX80 SPORTS II 5,000円前後
OMX80 SPORTS II 5,000円前後
MX85 SPORTS II 5,000円前後
CX200 4,000円前後
CX550 13,000円前後
HD218 5,000円前後
HD228 7,000円前後
HD238 1万円前後
HD380 PRO 2万円前後