トヨタ自動車は、5月中旬発売予定の新型プリウスが世界トップとなる燃費性能38.0km/L(1kmあたりのCO2排出量換算値:61g/km)を実現したと発表した。

新型プリウス

これは、車両開発における燃費向上に向けた取り組みによるもので、「平成22年度燃費基準+25%」を達成するとともに、JC08モード走行燃費で32.6km/L(国土交通省審査値。1kmあたりのCO2排出量換算値:71g/km)を実現し、省エネ法に基づき策定された新たな燃費目標基準である「2015年度燃費基準」も達成しているという。

また、排出ガスについても、NOx(窒素酸化物)、NMHC(非メタン系炭化水素)の低減により、国内の排出ガス基準最高レベルとなる「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を取得。4月1日に施行された「環境対応車 普及促進税制」の対象車となり、「自動車重量税」および「自動車取得税」が免税(100%減税)、2008年4月1日施行の「グリーン税制」により「自動車税」も50%減税の措置の対象となる。