シャープは4日、AQUOSブルーレイ「BD-HDW40」「BD-HDW35」「BD-HDW32」「BD-HDS32」の4機種を発表した。発売は、BD-HDS32のみ4月27日で、他の3機種は3月27日。価格はオープンで、市場価格は、BD-HDW40が21万円前後、BD-HDW35が16万円前後、BD-HDW32が13万円前後、BD-HDS32が10万円前後と予想される。

7倍録画が可能なBDレコーダー「BD-HDW40」(左下)「BD-HDW35」(右下)「BD-HDW32」(左上)「BD-HDS32」(右上)。i.Linkでのダビングや、「BDディスク予約」など、他の機器との連携機能も豊富

BD-HDW40/35/32がデジタルダブルチューナー搭載モデルで、BD-HDS32はデジタルシングルチューナーモデル。HDDの容量は、BD-HDW40が1TBで、BD-HDW35が500GB、BD-HDW32/S32は320GBとなっている。各機種とも、MPEG-4 AVC/H.264トランスコーダーを搭載。デジタル放送をフルハイビジョン画質のまま、最大で7倍録画が可能だ。

BD-HDW40/35/32は、SD画質の映像を1080/60pに変換するアップスケーラーも搭載。また、BD-HDW40には、、オーディオ回路と電源回路への音響用電解コンデンサーの採用、防振構造の「アンチバイブレーションキャビネット」の採用など、2月17日に同社より発表されたBDプレーヤー「BD-HP21」と同様の、高品質な映像/音声を実現するためのデバイスも採用されている。

全モデルで、CMと番組、BDやDVDのタイトル間での音量差を吸収し、自動調節を行う「ダイナミックボリューム」(開発元:Audyssey Laboratories,Inc)も採用されている。

また、新モデルでは、さまざまな機器との連携も大きな特徴。まず、全モデルにi.Link端子を装備。AQUOSハイビジョンレコーダー(DVD/HDDレコーダー)と接続することで、保存されている番組をAQUOSブルーレイ側にムーブ、BDにダビングすることも可能だ(DV-AC32/AC34/ACV32を除く)。シングルチューナーのBD-HDS32では、AQUOSと接続して2番組同時録画を行う「ハイブリッドダブレコ」にも対応する。

新機能「BDディスク予約」も搭載。BD-REディスクに番組の予約情報を書き込み、同社が販売するBDレコーダー内蔵テレビ「AQUOS DX1」シリーズにそのディスクをセットすると、予約録画が行われるというものだ。

また、BD-HDW40/35/32では、USBポートを装備。AVCHD方式のビデオカメラからの映像をHDDに取り込んだり、BDに書き出すことが可能だ。