ソフトバンクモバイルとソフトバンクテレコムは15日、法人向けFMCサービス「ホワイトオフィス」の提供を、2009年3月末を目処に開始すると発表した。
FMCは移動体通信と固定通信の機能を融合した通信サービスで、同サービスでは携帯電話を固定電話の内線電話として利用できる機能を提供。これにより、携帯電話と固定電話の間も内線番号で通話可能となる。携帯電話を持って社外にいるときでも内線電話での通話が可能なほか、携帯電話からも、従来の内線電話と同様に内線番号表示や保留・転送などの機能が利用できる。
同サービスの導入に当たっては、大掛かりな設備投資などは必要なく、現在使用している企業内交換機の設定変更で利用が可能だという(ただし、別途適合交換機との接続が必要)。また、内線電話の通話料金も定額で提供される予定。同社ではこれにより「生産性向上や顧客満足度向上、初期投資ならびに通信コスト削減のすべてを実現」すると説明している。
同サービスについての詳しい内容や料金等は現在のところ明らかになっていない。同社では決まり次第別途発表を行う予定としている。