ソニーは、デジタル一眼レフカメラ"αシリーズ"や、「αマウントシステム」に準拠したコニカミノルタ製一眼レフカメラでも使用可能な交換レンズを2本発売する。カールツァイス「Vario-Sonnar T* (バリオゾナー ティースター)16-35mm F2.8 ZA SSM」(SAL1635Z)は28万3,500円、望遠ズームの「70-400mm F4-5.6 G SSM」(SAL70400G)が26万2,500円。発売はどちらも09年1月より。
カール ツァイスレンズ「Vario-Sonnar T* 16-35mm F2.8 ZA SSM」は、35mm判に対応し、広角16mmから35mmまでをカバーするズームレンズ。EDガラス1枚と、EDガラスよりもさらに強い色収差補正力を持つスーパーEDガラス1枚を「αレンズ」として初めて採用した。非球面レンズ3枚とT*コーティングにより高い解像力とコントラストを確保。円形絞りやインターナルフォーカシング、SSM(超音波モーター)を採用している。レンズ構成は13群17枚、絞り羽根は9枚、最短撮影距離は0.28m、最大撮影倍率0.24倍、サイズはφ83×114mm、重さ約860gとなっている。
Gレンズ「70-400mm F4-5.6 G SSM」は、35mm判に対応し、ズーム比5.7倍の超望遠ズームレンズ。EDガラス2枚により諸収差を補正。円形絞り、インターナルフォーカシング方式、SSMなどを採用している。3ヶ所にフォーカスホールドボタンやフォーカスレンジリミッターを搭載し、AF時の操作性にも配慮した。また、超望遠系レンズのイメージカラーとして新たにシルバーを採用した。レンズ構成は12群18枚、絞り羽根は9枚、最短撮影距離は1.5m、最大撮影倍率0.27倍、サイズはφ94.5×196mm、重さ約1500g(三脚座別)となっている。