宮城県警は3日、インターネット掲示板で「ショタのDVD販売します」などと宣伝し、実際に販売したなどとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(不特定多数への提供)などの疑いで、岐阜県内に住む18歳の男子高校生を仙台地方検察庁に書類送検した。

男子生徒はインターネットの掲示板で「ショタとロリのDVDを販売しています。有名な○○作品など格安でいろいろとりそろえています」などと宣伝し、商品リストも掲載。

今年1月15日から5月22日までの期間、宮城県と埼玉県に住む3人に対し、4回にわたり、児童ポルノの映像などを撮影したDVD-R、CD-R計35枚を、郵送または宅配。計2万8,000円を売り上げた疑い。

宮城県警大河原署によれば、実際に売った数はこれ以上に上るとみられる。高校生は同署の調べに対し、「販売した映像などはネット上でダウンロードしたもの」という趣旨の供述をしているという。

児童買春・児童ポルノ禁止法に関しては、「所持しただけでも罰則を科す」などとする改正案を自民党がまとめたほか、民主党でも改正へ向けた議論が進んでいる。