ヤマハ発動機は30日、新しい内装8段変速機に合わせ、すべてのギアポジションにおいて最適なアシスト制御を可能にした新機構搭載の電動自転車「パス ブレイス(PAS Brace)」を発表した。発売は8月8日。価格は12万5,800円。
「パス ブレイス」は 電動自転車としての楽しさを重視し、主に男性向けに開発したスポーティモデル。 内装8段変速のギアポジションと、走行速度に合わせて発進時から加速、巡行時、全域で最適なアシスト力の設定を可能にする機構「S.P.E.C.8」を初めて採用した。
電動自転車の動力アシストは、速度が15km/hになると補助動力は減少し始め、24km/hでゼロになる。「S.P.E.C.8」ではギアごとに細かく制御を行ない、その範囲内で最大限にアシスト。8段変速ギアを有効活用し、滑らかな走行を可能にした。また内装変速機は足を止めたままで変速できる。
ボディにはアルミケース製ドライブユニットと合わせて、高剛性ダイヤモンド型フレームやフロントサスペンション、前後Vブレーキ、セミスリックタイヤ、角度調節機能付きアヘッドステムなど、高い走行性能に適した機能装備を採用。ステム部分の角度調節が可能なバーハンドルも含め、スポーティなライディングポジションを可能としている。ボディカラーはブルーイッシュブラック、クリスタルホワイト、レッドの3種類。