KDDI、沖縄セルラーは3日、au携帯電話の新製品「W64SA」(京セラ製)を発表した。回転2軸ヒンジを採用した折りたたみ型の携帯電話で、鮮やかなカラーの上に透明感のあるクリア部分を持つ2色成型の筐体が特徴。7月以降発売予定。
フェイス部は、携帯電話を振るとモーションセンサーと連動して、筐体の内側からLEDライトが浮かび上がる「シェイクイルミ」を採用。その日の気分に合わせた色表示が可能で、カラー診断や占いが楽しめるほか、重力を感じさせる光の砂時計をイメージした「イルミドロップ」など光の演出を楽しめる。
KDDIの新統合プラットフォーム「KCP+」を採用し、LISMO Video、Full Game!、au one ガジェット、Bluetooth通信機能、マルチプレイウィンドウなどが利用できる。au Smart Sports関連では、携帯電話を持ち歩くだけでRun&Walkアプリを起動することなく歩数・距離・消費カロリーが自動で測定できる「カロリーカウンター」機能を搭載する。カロリーカウンターで計測した移動距離や消費カロリーの数値は待受画面にリアルタイムで表示される。トレーニングの計測結果や履歴はRun&Walkの専用サイトで管理可能。
ディスプレイには、屋外でも光の乱反射を抑えて見やすい「ファインパネル」を採用した約2.8インチワイドVGA(480×800ドット)IPS液晶を搭載する。ディスプレイを周りから見えにくくするブラインドスクリーン機能も備える。ワンセグ受信機能も備えており、電話機のテンキーの下部には、押すだけでワンセグを起動できる「ワンタッチTVキー」を設置した。
そのほか、オートフォーカス・手振れ補正に対応した約199万画素カメラ、ステレオ録音に対応したICレコーダー機能、赤外線通信機能、GPS、おサイフケータイ、FMラジオ、赤外線通信が利用できる。また、好みに応じてメニューやボタン操作などのユーザーインタフェースをauショップやトヨタ販売店のケータイショップ・PiPit(一部除く)で変更できる新サービス「ナカチェン」にも対応する。
W64SAを振るとモーションセンサーとイルミネーションが連動し、さまざまな色のLEDが点灯する |
操作部はシンプルでスクエアなデザインになっている。テンキーの下部には、押すだけでワンセグを起動できる「ワンタッチTVキー」が設置される |
なお、W64SAは、型番に三洋電機のメーカー名を示す「SA」が入るが、製造は京セラが行なっている。
寸法 | 約50×107×17.2mm (最厚部21mm) |
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質量(電池装着時) | 約122g |
連続通話 / 待受時間 | 約250分 / カロリーカウンターON時:約240時間 OFF時:約250時間 |
メインディスプレイ | 約2.8インチワイドVGA(480×800ドット)IPS液晶 |
サブディスプレイ | - |
カメラ | 有効約199万画素(オートフォーカス・手振れ補正) |
外部メモリ | microSDカード |
色 | ピンクボトル / ホワイトボトル / イエローボトル / ブラックボトル |