ドコモ、モーションセンサーで操作できるBRAVIAケータイ「SO906i」を発表

NTTドコモは27日、FOMA携帯電話の新製品「SO906i」(ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製)を発表した。2軸回転型ヒンジを採用した折りたたみ型の携帯電話で、ソニーの液晶テレビ「BRAVIA」の技術で培ったワンセグ機能を搭載した"BRAVIAケータイ"。6月2日より販売を開始する。

約3.0インチフルワイドのディスプレイは、ソニーとソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが共同開発した高画質技術「モバイル"BRAVIA"エンジン」を搭載する。

1GB内蔵メモリーを搭載しており、ワンセグ放送を約2時間以上の録画が可能。映画やスポーツなど115のジャンルから選んで設定することで、ワンセグ視聴中にジャンルに一致した番組があると知らせる「オススメ番組」機能や、チャンネルリスト内の放送中番組を一覧表示できる「12チャンネル表示」などの機能を備える。

カメラやフルブラウザ、音楽・動画ファイル再生などのマルチメディア機能をすぐに使用できる「メディアランチャー」画面を搭載する。待受時に上キーを押すか、画面部を回転させて折りたたんだ「メディアスタイル」にすることで起動し、簡単な操作で使いたいメディアをすぐに選択できる。

メディアスタイルにした状態でディスプレイを指で軽くタップすると振動を感知し、「モーションセンサー」が起動する。前後左右に電話機を傾けることで、さまざまな操作が行える。ワンセグ放送のチャンネル切り替え・音量調整や電話機の向きに合わせて写真を回転させるなどの操作ができる。なお、ディスプレイ側の筐体側面には、12灯のLEDを内蔵。電話機を閉じた状態で傾けると、モーションセンサーと連動して発光する。

音楽再生に合わせて、撮った写真を閲覧できる「音楽付きスライドショー」機能を搭載するほか、ソニーのブルーレイディスクレコーダー「BDZ-A70」で録画した番組をSO906iに転送することも可能。そのほか、高速赤外線通信のIrSimple/IrSS、GPSに対応する。

寸法	103×49×18.0mm
質量	約129g
連続待受時間(静止時)	約590時間
GSM連続待受時間(静止時)	約310時間
連続通話時間(3G/GSM)	約230分/約230分
連続テレビ電話時間	約120分
ワンセグ連続視聴時間	約250分
連続音楽再生最長時間	約16時間(WMA形式)/約16時間(MP3形式)
メインディスプレイ	約3.0インチフルワイドVGA(480×864ドット)TFT液晶(16,777,216色)
サブディスプレイ	-
外部メモリー	microSD(最大2GB)/microSDHC(最大8GB)
外側カメラ	有効約320万画素CMOSカメラ(オートフォーカス対応)
内側カメラ	有効約32万画素CMOS
色	Aurora Red/Cosmic Black/Starlight Blue/Mirage Pink