NTTドコモは27日、FOMA携帯電話の新製品「P906i」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ製)を発表した。P905iの後継モデルで、ディスプレイ部を縦と横の2方向に開くことができる「Wオープンスタイル」が特徴。6月1日より販売を開始する。
閉じた状態では通常の折りたたみ型携帯電話だが、携帯電話として利用するときは縦開きのスタイル、ワンセグ視聴や横画面対応ゲームをプレイする時は横開きのスタイルで使用できる。ワンセグアンテナが内蔵となったほか、P905iより1.1mm薄い厚さ17.4mmを実現した。
ディスプレイは、松下電器産業の薄型テレビ「VIERA」の高画質化技術を採用した3.1インチフルワイドVGA液晶を搭載。毎秒15フレームで放送されているワンセグの映像に中間フレームを生成し、毎秒30フレームにすることでなめらかな映像表現を可能とする技術「モバイルWスピード」を搭載する。
カメラは、有効約510万画素のメインカメラと有効約33万画素のサブカメラを搭載。最大5人までの顔を検出し、露出を合わせる「顔オートフォーカス」、フォーカスした顔を明るく補正する「オート露出」機能を搭載する。Bluetooth通信機能を搭載し、ヘッドセットを利用して通話や音楽、ワンセグ視聴をワイヤレスで行えるほか、GPS機能を搭載する。
寸法 | 108×50×17.4mm |
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質量 | 約123g |
連続待受時間(静止時) | 約580時間 |
GSM連続待受時間(静止時) | 約260時間 |
連続通話時間(3G/GSM) | 約200分/約190分 |
連続テレビ電話時間 | 約110分 |
連続音楽再生最長時間 | 約54時間(WMA形式)/約76時間(SDオーディオ形式) |
メインディスプレイ | 約3.1インチフルワイドVGA(480×854ドット)TFT液晶(262,144色) |
サブディスプレイ | 約0.9インチ(128×36ドット)有機EL 1色 |
外部メモリー | microSDカード(2GB)/microSDHCカード(8GB) |
外側カメラ | 有効 約510万画素CMOSカメラ(オートフォーカス対応) |
内側カメラ | 有効 約33万画素CMOS |
色 | メタル/ブラック/ホワイト/ピンク |