オリンパスイメージングは、コンパクトデジタルカメラ「CAMEDIA FE」シリーズの新製品として、「FE-350 Wide」「FE-330」「FE-320」を2月7日より順次発売する。価格はいずれもオープンだが、推定市場価格はFE-350 Wideが3万円前後、FE-330が2万円台後半、FE-320が2万円台前半。
「FE-350 Wide」は07年8月発売の「FE-290」の後継機にあたり、有効800万画素のCCD(1/2.5型)と広角4倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ。35mm版換算28~112mmの4倍ズームレンズや、大型の3.0型液晶モニターなどを特長にしている。ボディカラーはシルバーのみ。発売は2月7日。
「FE-330」は有効800万画素CCD(1/2.35型)と光学5倍ズームレンズを搭載した高機能モデル。レンズは35mm判換算で36~180mm相当、液晶モニターは2.7型を採用。持ち歩きに便利な軽量・スリムボディ(重さ123g、薄さ23.3mm)となっている。ボディカラーはプレシャスシルバー、スカイブルー、ダイヤモンドピンクの3色が用意される。発売は2月15日。
「FE-320」はコストパフォーマンスの高さとともに、軽量・スリムボディ(96g・最薄部17mm)が特長。また、笑顔のシャッターチャンスを逃さず、自動連写する「スマイルショット」を搭載する。有効800万画素CCD(1/2.35型)と、35mm判換算36~108mm相当の3倍ズームレンズ、2.7型液晶モニターを使用する。ボディカラーはシルバーのみ。発売日は2月7日。
3機種共通の特長としては、FE (フレンドリー&イージー)シリーズらしく、だれも簡単に操作できる1ボタン1機能のシンプル設計や、ダイヤルやボタンを動かすたびに説明が表示される「かいけつナビ」などが上げられる。また人物の顔を自動的に検出する顔検出テクノロジーにより、いつでも顔にピントが合った写真が撮影できる(自動撮影はFE-320のみ)。機械的な手ブレ補正機能は持たないが、高感度撮影でシャッター速度を速める「手ぶれ軽減モード」を装備。暗い場所でも被写体を確認しやすい「LCDブースト」機能も搭載する。