フィンランドのセキュリティベンダー、F-Secureは8日(現地時間)、インターネットを利用する際のPCの安全状態を確認する「F-Secure Health Check Service」の提供を開始した。個人ユーザーは専用Webサイトで無料でできる。
Health Check Serviceは、F-Secureのコンシューマ向けセキュリティソリューション「Online Wellbeing」の一部となる。インターネットでコンピュータを利用する際の安全性を調べるもので、OS、Webブラウザ、電子メールクライアント、その他のアプリケーションの脆弱性をチェックできる。
中でも、アプリケーションの脆弱性はエンドユーザーの課題となっており、OSの修正パッチとともに定期的にアップグレードが必要となる。今回のサービスは全体的なアプローチをとることが特徴。ユーザーは自分のPCの安全性を手軽にチェックでき、問題があった場合は補助的なソフトウェアアップグレードやアドバイスなどを行い解決を図る。
専用サービスで診断できる。利用には、Internet Explorer 6以上が必要。F-SecureではISP向けにも同サービスを提供する。