人気お笑い芸人の劇団ひとりのデビュー小説『陰日向に咲く』が映画化されることが決定した。公開は2008年1月を予定している(全国東宝系)。

『陰日向に咲く』1,470円 発行元・幻冬舎

『陰日向に咲く』は、約75万部のセールスを記録しているベストセラー。ホームレスを切望するサラリーマン、老婆を騙そうとする小心ギャンブラーら、東京に住む落ちこぼれたちを、ユーモア溢れる優しい視点から綴った感動作だ。気になるキャストは、岡田准一、宮崎あおい、伊藤淳史、平山あや、緒川たまき、塚本高史、西田敏行、三浦友和と、これまた豪華な俳優陣が揃った。監督は、『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年)、『あいくるしい』(2005年)、『白夜行』(2006年)などのテレビドラマを手がけ、映画『そのときは彼によろしく』のメガホンを握った平川雄一朗が務める。

映画化決定について劇団ひとりは「どんな風になるのか楽しみです。原作より面白い、とかあんまり言われない程度に頑張ってください」とコメントしている。