2016年に第55作目の大河ドラマとして放送された「真田丸」は脚本を三谷幸喜が担当し、主演を堺雅人が務めました。
戦国の荒波に立ち向かう真田幸村の半生を描いた作品です。
本記事では大河ドラマ「真田丸」についての下記事項を調査し、まとめてあります。
また、「真田丸」のよくある質問やおすすめの大河ドラマについても紹介しておりますので、そちらも参考にしてください。
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動画配信サービスを調査!ドラマ「真田丸」はAmazonプライムやNetflixで視聴できる?
サービス | 配信状況 | サブスク料金 無料期間 公式サイト |
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600円 30日間 公式サイト>> |
Netflix |
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790円~ なし 公式サイト>> |
DMM TV |
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上記の表の通り、2025年現在「真田丸」を視聴できるサービスは「Amazonプライム」「U-NEXT」「TSUTAYA DISCAS」のみでした。
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ドラマ「真田丸」はAmazonプライムで配信している?
引用:Amazonプライム
Amazonプライムは、大手通販サイトでお馴染みのAmazonが提供している会員制のプログラムです。
Amazonプライム会員になると、様々な特典を利用することができます。
その特典の1つがAmazonプライムビデオです。追加費用がなく会員特典対象の動画が見放題で利用できます。
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補足になりますが、Amaonプライムビデオでは、「真田丸」に出演した「竹内結子」が出演する、「春の雪」を配信しています。
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ドラマ「真田丸」はNetflixで配信している?
引用:Netflix
Netflixは、全世界でユーザーがいる最大手の動画配信サービスです。
Netflixでは、無料トライアル期間がありませんが全てのコンテンツが見放題となっています。
しかし、残念ながら「真田丸」はNetflixでは配信していません。
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補足になりますが、Netflixでは、「真田丸」に出演した「堺雅人」が出演する、「VIVANT」や「南極料理人」を配信しています。
それらの作品に興味のある方は、チェックしてみると良いでしょう。
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ドラマ「真田丸」はDMM TVで配信している?
引用:DMM TV
DMM TVは、オンライン通販やゲーム、電子書籍など幅広い事業をてがけるDMM.comが提供しているDMMプレミアム会員になると利用することができます。
DMM TVは無料トライアル期間もあり、多くの作品が見放題で配信されていますが、残念ながら「真田丸」はDMM TVでは配信されてされていません。
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補足になりますが、DMM TVでは、「真田丸」に出演した「大泉洋」が出演する、「探偵はBARにいる」や「清須会議」を配信しています。
それらの作品に興味のある方は、チェックしてみると良いでしょう。
▼DMM TVの料金プラン
ドラマ「真田丸」はhuluで配信している?
引用:Hulu
Hulu(フールー)は米国発のサービスですが、国内事業を日本テレビが担っているため日テレのドラマやバラエティー番組などを多く配信しています。
邦画やアニメの配信も多く、海外ドラマやスポーツの配信もしていますので、幅広いジャンルを見放題で楽しむことができます。
また、日本テレビの見逃し配信を無料で視聴することができます。
しかし残念ながら、Huluでは「真田丸」は配信されていません。
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補足になりますが、Huluでは、「真田丸」に出演した「長澤まさみ」が出演する、「キングダム」や「君の名は。」「ロストケア」を配信しています。
それらの作品に興味のある方は、チェックしてみると良いでしょう。
▼Huluの料金プラン
引用:Hulu
ドラマ「真田丸」を違法配信しているサイトでの視聴は危険!
引用:文化庁
無料でお得に「真田丸」を全話視聴したいと考えると思いますが、違法配信サイトの利用は大変危険な行為ですのでおすすめできません。
【危険な理由】
- 刑事罰に問われる可能性がある
- ウイルス感染の危険性がある
- 個人情報が流出する危険性がある
上記のように違法サイトの利用は大変な危険リスクを伴うため、おすすめできません。
また、違法サイトは運営者のみが罪に問われるわけではなく、利用した人も犯罪の対象になります。
「少しだけ…」という安易な気持ちで視聴しないようにしましょう。
安全安心に利用できる動画サイトがありますので、こちらで紹介している動画サイトを利用して心置きなく安全に視聴しましょうね。
「真田丸」を安全に視聴したい方は「U-NEXT」で配信されていますので、「U-NEXT」でお楽しみください。
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ドラマ「真田丸」はTverや地上波で再放送される?
2025年現在、地上波テレビでの「真田丸」の再放送予定はありませんでした。
また、TVer(ティーバー)は、国内最大級の見逃し無料配信動画サービスであり、民放各社の見逃し配信動画を集めたキュレーションサービス・ポータルサイトです。
登録不要で即座に視聴可能ですが、全話の配信は行っておらず、放送終了後原則1週間が経過すると視聴できなくなります。
引用:Tver
U-NEXT経由でNHKオンデマンドを申し込めば「真田丸」が見放題で配信されています。プレゼントされるポイントを利用すれば、実質無料で楽しむことができますよ。
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補足になりますが、Tverでは、「真田丸」に出演した「大泉洋」が出演する、「ハケンの品格」を配信しています。
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ドラマ「真田丸」が再放送されない理由は、下記の記事で詳しく解説しています!
今後の再放送予定等も調査していますので、ぜひご覧になってください。
▶︎【衝撃】ドラマ「真田丸」が再放送できない理由とは?放送が再開される予定も合わせて調査!
ドラマ「真田丸」の作品情報・あらすじ全50話
放送日 | 2016年1月10日~12月18日 |
脚本 | 三谷幸喜 |
制作 | 日本放送協会 |
キャスト一覧 | 真田信繁(幸村)/堺雅人 真田信幸/大泉洋 きり/長澤まさみ 真田昌幸/草刈正雄 薫/高畑淳子 松/木村佳乃 梅/黒木華 堀田作兵衛/藤本隆宏 小山田茂誠/高木渉 高梨内記/中原丈雄 出浦昌相/寺島進 佐助/藤井隆 与八/今野浩喜 徳川家康/内野聖陽 北条氏政/髙嶋政伸 北条氏直/細田善彦 上杉景勝/遠藤憲一 室賀正武/西村まさ彦 豊臣秀吉/小日向文世 豊臣秀次/新納慎也 豊臣秀頼/中川大志 |
主題歌 | 「真田丸メインテーマ」 |
公式サイト | 真田丸公式サイト |
▼ 主題歌 真田丸メインテーマ
▼ ドラマ「真田丸」の感想・クチコミ
真田丸全50話完走しました!
歴史苦手だから観る前は心配もあったけど、源次郎の成長が見れて凄く楽しかったし面白かったです!
可愛いくてかっこいい源次郎、ラストシーンの源次郎はもう…🥲😭私的大河デビューが真田丸で良かったし、改めて私は堺さんのお芝居が好きだなと思った作品でした☺️🫶
— おもち🧸 (@1014_skmt) 2024年2月
ねえ真田丸なんでこんなに面白いの?(笑)大河ドラマに盛り込んでいいレベルのギャグセンスとは思えない(笑)#花見丸 pic.twitter.com/vMbRFSE5Ll
— 名前はまだ決まらない (@namaehamada_nai) 2024年2月
真田丸全話終了。49.50話はさすがに泣くところが多い。けど佐助55歳とか家康逃げるところとか、やはり楽しい面白いドラマだった。 #真田丸
— saoao (@saoao_yorikiri) 2024年2月
第1話:船出
天正10(1582)年2月、織田の軍勢に攻められた武田家の当主・勝頼(平岳大)は、滅亡の危機に陥る。配下の真田昌幸(草刈正雄)は、勝頼を居城に招いて体勢を立て直すため一足先に出発するが、勝頼は出発直前に行き先を変更した。武田の本隊と別れた昌幸の子・信繁(堺雅人)らは、家族と共に昌幸との合流を目指す。
第2話:決断
新府城に別れを告げた信繁(堺雅人)ら一行は、昌幸(草刈正雄)の待つ岩櫃城を目指す。しかし道中、落ち武者を狙う農民たちに襲われて危機に陥る。信繁は農民を斬ることができず、すんでのところで信幸(大泉洋)に救われた。一方、武田勝頼(平岳大)が岩櫃城ではなく岩殿城に向かったとの知らせが昌幸の元に入る。昌幸は小山田信茂(温水洋一)が織田に寝返ったことを察知し、勝頼の無事を確認するよう命じる。そのころ信繁ら一行は、真田家を護衛するために来たと言う小山田の家臣・八左衛門(八田浩司)率いる部隊に遭遇し感謝する信幸だが、信繁は不審を抱くのだった…。
第3話:策略
昌幸(草刈正雄)は、主家・武田家を滅ぼした織田信長(吉田鋼太郎)に恭順すると決め、岩櫃城から一族を率いて故郷・信州小県郡の真田の郷に戻った。信長に自分の力を認めさせ受け入れてもらうため、昌幸は小県郡の武将・室賀正武(西村雅彦)を利用した大胆な策を思いつく。そんな中、信繁(堺雅人)は思いを寄せる地侍の娘・梅(黒木華)に土産を届けた。真田家の家老・高梨内記(中原丈雄)の娘で、二人の幼なじみのきり(長澤まさみ)も土産をもらうが面白くない気分に…。そんな中、真田と室賀領の農民の間で、小競り合いが起きたとの知らせが入り、信繁が真田の農民たちを助けるために駆け付けると意外な人物が現れる。
第4話:挑戦
天正10(1582)年3月20日、信長(吉田鋼太郎)に謁見するため昌幸(草刈正雄)と信繁(堺雅人)は諏訪の法華寺へ。待たされている間、庭で家康(内野聖陽)と鉢合わせした信繁は、家康だと知らずに徳川家の武器の手入れは優れているが真田の方が上だと話す。昌幸に恨みを持つ家康だが、信繁の見識に感心する。そのころ梅(黒木華)にかくまわれていた夫・茂誠(高木渉)と寺で再会した松(木村佳乃)。信幸(大泉洋)が武田家を裏切った小山田家の旧家臣・茂誠を捕縛するため寺に乗り込んでくるが、きり(長澤まさみ)の機転で難を逃れた。一方、昌幸の前に現れた信長の嫡男・信忠(玉置玲央)は、昌幸が上杉に宛てた密書を突き付けて上杉との関係を詰問する。無難に返答する昌幸だが、同席していた家康に追及され…。
第5話:窮地
天正10(1582)年6月2日、織田信長(吉田鋼太郎)と信忠(玉置玲央)親子は、明智光秀(岩下尚史)軍に本能寺を襲撃され命を落とした。堺から京に向かう途中、一連の出来事を知ってうろたえる家康(内野聖陽)は、本多忠勝(藤岡弘、)に鼓舞されながら伊賀の山を越え岡崎城を目指す。そのころ安土城下にいた信繁(堺雅人)は、京での火事騒ぎを聞き三十郎(迫田孝也)を連れて様子を見に行く。そこで信長の死を知り、松(木村佳乃)が明智軍に捕らわれることを案じて引き返した。そんな折、昌幸(草刈正雄)や信幸(大泉洋)らにも信長の死が伝わり一同がぼうぜんとする中、明智の使者が現れ…。
第6話:迷走
信繁は本能寺の変から2日後、松(木村佳乃)と20人の人質を連れて安土城から脱出するが明智軍に追われ、茂誠(高木渉)、三十郎(迫田孝也)と共に応戦。信繁らはなんとか逃げ延び家族の待つ信州を目指す。そのころ、ようやく信長の死を知った滝川一益(段田安則)が昌幸(草刈正雄)を呼び出す。昌幸は決断を迫られ、明智を討伐するべきだと一益に具申。渋々応じた一益は、昌幸の裏切りを懸念し人質を要求。昌幸が国衆たちに一益の命令を伝えると、室賀正武(西村雅彦)が織田を倒して北条に付くべきだと意見して、国衆たちの支持を得た。一瞬考えた昌幸だが、室賀に賛同し信幸を不安にさせた…。
第7話:奪回
滝川一益(段田安則)軍は神流川の戦いで北条軍に大敗し、箕輪城に退却。その隙に昌幸(草刈正雄)は沼田城と岩櫃城を奪還するが、一益が人質を連れて逃げていたため、沼田城にとり(草笛光子)ときり(長澤まさみ)らの姿はなかった。人質を取り返すため昌幸は信繁(堺雅人)を連れて箕輪城へ向かう。昌幸らが姿を現すと、真田の動きを知らない一益は、援軍だと勘違いして歓待する。一益は明朝、伊勢にたち道中で人質を解放すると言う。信繁は、とりらの無事を確認するも、程なく一益に昌幸のうそがばれる。一益が小諸城に寄ると読んだ昌幸は信繁に、そこでとりを救出するよう命じた。翌日、信繁は三十郎(迫田孝也)と共に城に潜入するが、きりの粗相によって滝川勢に捕らえられてしまう…。
第8話:調略
北条氏直(細田善彦)が2万の大軍を率いて上杉景勝(遠藤憲一)の越後に迫る。岡崎城では北条の勢いに震え上がる家康(内野聖陽)だが、正信(近藤大臣)から甲州を攻める好機とささやかれその気になる。一方、信繁(堺雅人)は昌幸(草刈正雄)から上杉の家臣・春日信達(前川泰之)の調略を命じられ海津城へ。信尹(栗原英雄)は信繁を息子と偽って信達に接触し、北条方に寝返るよう説得する。調略の結果を待ち切れない昌幸は、北条軍が陣取る小諸城へ向かい信達を調略したと氏直にうそぶくも、氏直は北条を侮るなと激高。しかし、予定外に氏政(高嶋政伸)が現れて昌幸を歓迎する。岩櫃城で北条との戦いに備えていた信幸(大泉洋)はあぜんとし、景勝も程なくして昌幸の裏切りを知る…。
第9話:駆引
北条軍は上杉との戦いを避け、甲州に入った徳川軍を包囲する。追い詰められた家康(内野聖陽)は、正信(近藤正臣)から真田を味方に付けるべきと進言され興味を抱く。その頃、景勝(遠藤憲一)は昌幸(草刈正雄)の裏切りに憤慨し、昌幸と信尹(栗原英雄)が示し合わせていたとにらんだ家臣の直江兼続(村上新悟)は罠を仕掛ける。一方、北条からの出陣命令を無視し、国衆たちによる独立を目指して動き始めた昌幸は、真田に次ぐ勢力の室賀正武(西村雅彦)は外せないと考え、出浦昌相(寺島進)に仲介を頼む。そんな中、春日信達(前川泰之)を殺した昌幸のやり方に反発する信繁(堺雅人)は、昌幸から甘さを指摘され悔しさと悲しさをにじませながら梅(黒木華)の家に向かう…。
第10話:妙手
真田が徳川方に付いた直後、家康(内野聖陽)と氏政(高嶋政伸)は和睦し、甲斐・信濃は徳川に、上野は北条に分配されてしまう。強気な姿勢を崩さない昌幸(草刈正雄)は、信幸(大泉洋)と信繁(堺雅人)を家康の元に差し向け、勝手に北条と和睦した償いに上田平に城を建ててほしいと要求する。家康は、交換条件として真田の生命線である沼田城・岩櫃城を含む北条家への沼田領明け渡しを提案。家康は、渋る信幸に北条との約定により引き下がれないと言い、人質のとり(草笛光子)を切り札にする。報告を受け沼田領を手放そうとする昌幸だが、沼田城を守る昌幸の叔父・矢沢頼綱(綾田俊樹)は猛反発。北条氏直(細田善彦)は、しびれを切らし沼田城への攻撃を開始。昌幸は上杉景勝(遠藤憲一)に頼ることを決意し、信繁に上杉との交渉を一任した。
第11話:祝言
梅(黒木華)との結婚を決意した信繁(堺雅人)だが、身分の低い梅を正室にはできず側室にする。信繁は、せめて祝言を挙げたいと思い、昌幸(草刈正雄)に相談する。梅が信繁の子を宿していると聞いた昌幸は喜び祝言を快諾するが、反対する薫(高畑淳子)を説得する際に祝言はさせないと口走ってしまう。一方、きり(長澤まさみ)を信繁に嫁がせたいともくろんでいた高梨内記(中原丈雄)は落胆し、きりも動揺する。その頃、沼田城を攻め落とせず業を煮やしていた北条が、家康(内野聖陽)に圧力をかける。家康は有力国衆の室賀正武(西村雅彦)を呼び付けて、昌幸を暗殺するよう命じた。出浦昌相(寺島進)は家康と正武の密会を知り、昌幸の殺害を企てているとにらむ。昌幸は返り討ちにする機会をつくるため、信繁と梅に祝言を挙げさせ正武を招いた…。
第12話:人質
信繁(堺雅人)と梅(黒木華)の祝言の日、徳川の刺客となり昌幸(草刈正雄)の暗殺を謀った室賀正武(西村雅彦)だが、返り討ちにあう。真田が上杉と手を組むのではと考えた家康(内野聖陽)は、甲府に軍勢を進めた。一方、上杉への恭順を一度断られていた昌幸が再び書状を送ると、景勝(遠藤憲一)は交換条件として信繁を人質に要求してきた。梅とおなかの子を気に掛けつつも、室賀の件で昌幸と距離を置きたがっていた信繁は好機とばかりに越後へ。残された梅を気遣うきり(長澤まさみ)は、梅のあいまいな態度から妊娠の事実を疑う…。
第13話:決戦
鳥居元忠(大堀こういち)を総大将とする徳川軍は上田城に迫り、神川を挟んで陣を構えた。上杉の人質である信繁(堺雅人)は、景勝(遠藤憲一)の許可を得て参戦する。直江兼続(村上新悟)の用意した援軍は老人と子供ばかりだったが、三十郎(迫田孝也)と共に彼らを率いて上田城へ急ぐ。奇策を編み出した昌幸(草刈正雄)は、信繁や信幸(大泉洋)らに布陣を下知する。その頃、梅(黒木華)は赤ん坊への授乳と合戦の手伝いで上田城と隠れ家を行ったり来たりしており、子供との初対面を果たした信繁だが、梅とは擦れ違う…。そして夜が明け、決戦が始まる…!
第14話:大坂
信繁(堺雅人)は上田合戦で徳川軍に圧勝したものの、梅(黒木華)を亡くし失意のどん底に…。一方、激怒した家康(内野聖陽)は、再び真田攻めを命じる。そんな中、家康に捕らわれていた信尹(栗原英雄)は、石川数正(伊藤正之)を秀吉(小日向文世)に寝返らせる。家康は数正の裏切りに真田攻めを断念し、信尹の才能を買って家臣にする。その頃、関白に就任した秀吉は自分への忠誠を誓わせるために、上洛を求める書状を各地の大名に送る。家康は真田攻めを理由に断り、氏政(高嶋政伸)は強気に一蹴した。大名ではない昌幸(草刈正雄)にも書状が届くが、秀吉の真意が分からず景勝と共に上洛する信繁に探らせる。一方、きり(長澤まさみ)は信繁の上洛への同行を申し出た…。
第15話:秀吉
景勝(遠藤憲一)は秀吉(小日向文世)に謁見した。別室で控えていた信繁(堺雅人)に声を掛けた秀吉は、三成(山本耕史)の目を盗んで下級大名に扮し、信繁を遊郭に連れ出す。秀吉の意図が分からず困惑する信繁に、昌幸(草刈正雄)を上洛させよと告げる。そこへ三成が現れるが、信繁が秀吉のうそに調子を合わせ秀吉は上機嫌になる。そのころ秀吉からの再三の上洛要請に迷う昌幸は、信幸(大泉洋)から秀吉の逆鱗に触れるのではと進言され、上洛を決意する。景勝に官位を授けた秀吉は、家康(内野聖陽)が再び真田攻めを考えていると景勝に伝え、合戦が起きても真田を支援しないよう命じた…。
第16話:表裏
秀吉(小日向文世)は、景勝(遠藤憲一)が帰国したことを信繁(堺雅人)に伝え、さらに景勝が真田と手を切ったと告げた。そして、馬廻衆に任じられた信繁は秀吉の側近になった。頭領格の平野長泰(近藤芳正)は信繁に、井戸で転落死した馬廻の一人が秀吉に殺されたのだと明かす。その男は茶々(竹内結子)と親しかったために秀吉の怒りを買ったのだという。秀吉と寧の元へ向かい、真田の郷に帰したはずのきり(長澤まさみ)が、寧の侍女として働く姿を見た信繁は驚く…。
第17話:再会
家康(内野聖陽)は秀吉(小日向文世)から、上洛と引き換えに真田攻めの許可を得る。上杉への援軍要請を断られた昌幸(草刈正雄)は、信幸(大泉洋)らに策があるとうそぶき、応戦の準備を始める。一方、舞踊鑑賞に興じる秀吉に付き従う信繁(堺雅人)は、真田攻めの許可を考え直すよう食い下がるが、秀吉は家康の忠誠心を探るためだと告げる。程なく家康は真田攻めを断念するが、昌幸は上洛を決断せず信幸を不安にさせた。一方、秀吉は上洛しない家康にしびれを切らし、寧(鈴木京香)の反対を押し切って母・なか(山田昌)を人質として差し出した。信繁がきり(長澤まさみ)から状況報告を受けているのを目撃した茶々(竹内結子)は二人の関係を疑う…。
第18話:上洛
信繁(堺雅人)は昌幸(草刈正雄)に再び書状を送って上洛を促し、直江兼続(村上新悟)は、上洛しなければ秀吉に攻め込まれると警告。昌幸は、とり(草笛光子)に相談し、ようやく上洛を決断。それに安堵した信幸(大泉洋)がこう(長野里美)に知らせた。一方、踊り手の藤が松(木村佳乃)と確信した信繁が接触するも拒絶され、松を踊り手に引き入れた阿国(シルビア・グラブ)に、松の弟であることを明かした。信繁は、阿国から松を託され、きり(長澤まさみ)に頼んで寧(鈴木京香)の侍女にしてもらう。そんな折、秀吉が太政大臣に就任し、位人臣を極める。そして信繁は、天正15(1587)年2月、上洛した昌幸や信幸と再会した…。
第19話:恋路
秀吉(小日向文世)が立ち入りを禁じている蔵を見たいと言う茶々(竹内結子)に付き合う信繁(堺雅人)。蔵を出たところを、きり(長澤まさみ)に見られた信繁は口止めをするが、信繁と茶々が密会していたという噂が立ち、秀吉の耳にも届く。その頃、昌幸(草刈正雄)は、与力をすることになった家康(内野聖陽)に会うため駿府城に来ていた。昌幸は家康の居城を探索して、攻めどころを考える。一方、家康は真田の動きを探るため、忠勝(藤岡弘、)を説き伏せ、忠勝の娘・稲(吉田羊)を信幸(大泉洋)の正室として迎えるよう昌幸に持ち掛ける。信幸は愛する妻・こう(長野里美)がいるため断固拒否するが、逆に徳川の動きを探ってやろうと考えた昌幸は承諾してしまう…。
第20話:前兆
昌幸(草刈正雄)らは上田に戻り、松(木村佳乃)は薫(高畑淳子)らと再会した。一方、信幸がこう(長野里美)に離縁を切り出し、薫らは昌幸のこうに対する仕打ちに立腹。信幸(大泉洋)は昌幸から責任転嫁されるが反発もせず、ひと月後、稲(吉田羊)と祝言を迎えた。天正16(1588)年4月、秀吉(小日向文世)は諸大名を従えて聚楽第を訪れた後、陽成天皇に拝謁。翌年、茶々(竹内結子)が懐妊し、秀吉はこの上なく喜ぶが聚楽第の裏門に茶々の懐妊をやゆする落首が書かれたことを知り激怒する。信繁(堺雅人)は三成(山本耕史)から犯人捜しを命じられ、平野長泰(近藤芳正)と共に現場検証を始める…。
第21話:戦端
いつまでも上洛しない氏政(高嶋政伸)にしびれを切らし、三成(山本耕史)に北条攻めを命じた秀吉(小日向文世)の焦りを千利休(桂文枝)の入れ知恵とにらむ三成。上田では、心を開かない稲(吉田羊)に信幸(大泉洋)は手を焼いていた。そんな折、こう(長野里美)は、体調を崩したとり(草笛光子)を、かいがいしく世話する。一方、氏政と密会した家康(内野聖陽)は、上洛して形だけでも秀吉に頭を下げるべきだと忠告するが、氏政は真田から沼田を取り戻せたら上洛すると言い放つ。信繁に昌幸(草刈正雄)の説得を命じた三成だが失敗に終わる…。
第22話:裁定
秀吉(小日向文世)が信繁(堺雅人)と正信(近藤正臣)、北条家家臣・板部岡江雪斎(山西惇)のそれぞれの主張を基に、沼田城主を決める「沼田裁定」が始まった。信繁と江雪斎は互いに一歩も譲らず論じ合い、白熱する応酬を面白がる秀吉。休憩が挟まれ、疲労困憊の信繁が隣室に隠れている昌幸(草刈正雄)の元へ行くと、昌幸は互角に渡り合う信繁を褒め送り出した。裁定が再開され江雪斎が、和睦の際に家康(内野聖陽)が沼田城の引き渡しを約束したと証言したことで、家康が双方に沼田城を譲ると約束してしまったことが浮き彫りになる。釈明を求められた正信の態度にうんざりした秀吉は秀次(新納慎也)に後を任せて退席し、家康を侮辱するような失言をしてしまった信繁は、江雪斎に追い詰められる…。
第23話:攻略
北条征伐を決意した秀吉(小日向文世)が20万を動員し、三成(山本耕史)に陣立てを命じた。総大将を秀次(新納慎也)に任せた三成は、徳川の与力である真田を景勝(遠藤憲一)率いる別動隊に配する。秀吉は18万を超える大軍で小田原城を包囲した。戦が長引けば秀吉から寝返る者が出ると考えた氏政(高嶋政伸)は、伊達の援軍を待ちつつ籠城を続ける。一方、景勝率いる別動隊は北条の城を攻め落としながら東進。松井田城で酒を酌み交わした昌幸(草刈正雄)と景勝は、秀吉のためには戦いたくないとの考えで意気投合し、昌幸は次の城攻めは真田が引き受けると申し出た。
第24話:滅亡
信繁(堺雅人)は、小田原城に潜入し板部岡江雪斎(山西惇)の手引きで氏政(高嶋政伸)の前に姿を現すが、真田に恨みを持つ氏政は信繁の命を奪うために家臣を潜ませていた。信繁は、氏政に降伏を勧める家康(内野聖陽)の書状を渡すことに成功するが、氏政の返答は聞けないまま城を後にした。一方、忍城攻略に手こずる三成(山本耕史)。昌幸(草刈正雄)が水攻めに代わる別の策を提案するが、卑劣な手は使いたくないと一蹴。やがて降伏を決意する氏政だが、秀吉(小日向文世)は切腹を命じる。家康は氏政を救うため、秀吉に許しを乞うよう説得するも、氏政は聞き入れず。そこへ現れた昌幸と景勝(遠藤憲一)も、氏政に生き延びて次の機会を待つことを勧める…。
第25話:別離
秀吉(小日向文世)は天正19(1591)年、天下統一を果たすが、幼い愛児・鶴松が重い病を患ってしまい、病状は日に日に悪化。切腹した千利休(桂文枝)の呪いではないかという噂が流れ、信繁(堺雅人)や三成(山本耕史)は利休のことが脳裏をかすめるように…。北条征伐の際、信繁は利休が北条側にも武器を売っていたことを知り、三成らに報告して共に利休を追及した。三成と大谷吉継(片岡愛之助)は秀吉を言いくるめ、利休を京から追放。三成は堺の屋敷にて半月の蟄居後、切腹するよう利休に言い渡し、信繁に利休を見張るよう命じた…。信繁らがそんなやりとりを振り返る一方で、家康(内野聖陽)は鶴松亡き後の天下の行方に思い巡らせる…。
第26話:瓜売
秀吉(小日向文世)は天正19(1591)年12月、秀次(新納慎也)に関白の座を譲り太閤となる。きり(長澤まさみ)は秀次から側室になってほしいと言われ、父・高梨内記(中原丈雄)に許しを乞う。一方、秀吉は寧(鈴木京香)らに隠居を宣言していたが、程なく大陸に出兵し朝鮮と明を従えると豪語する。そして翌年、肥前・名護屋に城を築き全国から大名を招集し準備を進める中、信繁(堺雅人)と昌幸(草刈正雄)、信幸(大泉洋)が名護屋城で再会した。加藤清正(新井浩文)からうたげに招かれるも、忠勝(藤岡弘、)の誘いも受けており信幸は慌てる。3月、清正ら先鋒隊は朝鮮半島へ渡海し、秀吉も茶々(竹内結子)と共に名護屋城に到着するが、茶々が再び懐妊したことで大坂城へ戻る。秀次は茶々の懐妊で立場が危うくなり恐怖におののき始め…。
第27話:不信
秀吉(小日向文世)は、茶々(竹内結子)が後に秀頼となる男児を出産し、大喜びで「拾」と名付けた。一方、秀吉は孤立する関白・秀次(新納慎也)を案じて、信繁(堺雅人)に関白付きを命じた。秀次は信繁の存在を心強く思うが、程なく秀吉から九州を拾に譲ってほしいと頼まれ疑心暗鬼に…。一方、信繁に思いを寄せるきり(長澤まさみ)は、秀次からの求婚を信繁に相談すると、秀次の側室になるべきだと言われショックを受ける。秀吉は、秀次を安心させようとの計らいで、秀次の1歳の娘を拾のいいなずけにすると言いだすが、逆効果に。秀次は、秀吉の好む能を披露することを信繁から勧められ能の名人・宇喜多秀家(高橋和也)の下で懸命に練習するが酒宴当日、秀吉の怒りを買ってしまい…。
第28話:受難
関白の座を放棄した秀次(新納慎也)は、聚楽第から姿を消した。秀次が大坂城に潜んでいると読んだ信繁(堺雅人)は、秀吉(小日向文世)の耳に入る前に解決するため大谷吉継(片岡愛之助)に事情を打ち明ける。吉継は病身にもかかわらず協力を了承。その後、きり(長澤まさみ)と共に大坂城で秀次を説得するが拒否され、仕方なく真田の屋敷でかくまうことに。信繁は秀次が病にかかったとし、全ての行事を延期にした吉継の計らいに感謝する。その直後、秀吉から大坂城に呼び付けられ、秀次に秀吉との仲を取り持つと約束し覚悟を決めて大坂城へ。すると、堺一の商人・呂宋助左衛門(松本幸四郎)から品を買ったと上機嫌な秀吉に信繁は戸惑い、さらに吉継の娘・春(松岡茉優)との結婚を勧められ困り果てる…。
第29話:異変
関白・秀次(新納慎也)の死後、拠点を伏見城に移した秀吉(小日向文世)。そんな中、信繁(堺雅人)は大谷吉継(片岡愛之助)の娘・春(松岡茉優)を正室に迎えて祝言を挙げるが、その夜、三成(山本耕史)に呼び付けられた信繁が伏見城へ行くと秀吉が寝小便を…。信繁と三成が隠蔽し、情緒不安定な秀吉を案じる。一方、信繁の結婚に心を痛め祝言を欠席したきり(長澤まさみ)は後日、真田の屋敷で春と鉢合わせし、その人柄に魅了される。真田の屋敷では、昌幸(草刈正雄)が連日、出浦昌相(寺島進)を連れて遊郭に入り浸っているとうわさになり、伏見城の普請を任されていた信幸(大泉洋)は頭を抱える。
第30話:黄昏
伏見城は文禄5(1596)年、大地震によって落成を前に倒壊。城北に位置する木幡山に新たな城を築くという三成(山本耕史)に、木幡山に目を付けていた昌幸(草刈正雄)は喜ぶが、掘割作業に回され激しく落ち込む。一方、大坂城に戻った秀吉(小日向文世)は、土佐に漂着したイスパニア船の高価な積み荷を没収するためバテレン弾圧を開始し、抗議する信繁(堺雅人)だが聞き入れられず、きり(長澤まさみ)が親しくしていた細川玉(橋本マナミ)の仲間のキリシタンも多数捕らえられた。やがて、明の使節団が交渉のため大坂城を訪れるが、諸大名の前で拾を抱いたまま謁見した秀吉は、明から属国扱いされて激怒した拍子に失禁するが、信繁が機転を利かせ…。
第31話:終焉
病床の秀吉(小日向文世)に死期が迫っていることを感じた信繁(堺雅人)は胸を痛める。秀吉の死後、豊臣家を守るための仕組みを整え、遺言を作成する三成(山本耕史)。その仕組みは、家康(内野聖陽)ら5人の老衆を三成ら5人の奉行が補佐し、10人の合議によって意思決定するというもので、三成は家康を訪ねてくぎを刺す。一方、家康は正信(近藤正臣)にたきつけられ、三成の留守中に伏見城へ。意識が混濁している秀吉に筆を執らせ、都合のいいように遺言を書き換えさせた。家康の暗躍を知った三成は激怒し、信繁と片桐且元(小林隆)に協力させて、秀吉を起こし遺言が元の内容になるよう追記させた。その様子を見た寧(鈴木京香)は秀吉の身を案じ三成を止めるが、強行する三成に恨みを抱く。
第32話:応酬
信繁(堺雅人)は、秀吉(小日向文世)が他界したとの知らせを受けて伏見城へ。朝鮮から全将兵が撤収するまで秀吉の死は伏せることにした三成(山本耕史)は、遺体をかめに入れて塩漬けにした。さらに家康(内野聖陽)の動きを警戒し、信繁を伴って前田利家(小林勝也)の屋敷へ。家康を抑えるために協力を得ようとするが、利家の余命が長くないと察し次の手を打つ。一方、秀吉の死を知った家康が秀忠(星野源)を江戸に戻すと、程なく三成が伏見城で評定を開くことになり、家康も出席。家康ら5人の老衆および三成ら5人の奉行が力を合わせて豊臣家を守ると誓った。
第33話:動乱
徳川屋敷に夜襲を掛け家康(内野聖陽)を討つことを決意した三成(山本耕史)。信繁(堺雅人)に、宇喜多秀家(高橋和也)と小早川秀秋(浅利陽介)を招集させる。そんな中、秀秋に仕えているという板部岡江雪斎(山西惇)と再会した信繁だが、実は江雪斎が徳川方の間者だったため襲撃計画が家康に漏れてしまう。正信(近藤正臣)が、早々に脱出しようとする家康に、諸大名を護衛として呼び集めるべきだと進言すると、信幸(大泉洋)ら諸大名が続々と集まる。後に引けない三成も、秀頼(石田星空)に徳川征伐の許しを得るため大坂へ。老衆に根回しするも、賛同を得られず、寧(鈴木京香)の怒りも買って窮地に立たされた信繁は、昌幸(草刈正雄)に頼み事をする…。
第34話:挙兵
慶長4(1599)年1月。三成(山本耕史)は徳川屋敷襲撃を画策して謹慎の身となり、戦の記録をまとめることに精を出す。そして2月29日、前田利家(小林勝也)の計らいで、三成が政務に復帰する。加藤清正(新井浩文)と福島正則(深水元基)を病床に呼んだ利家は、三成との対立を禁じた。しかし、利家が死去すると清正や正則、細川忠興(矢柴俊博)ら反三成派の七将は三成襲撃を計画する。細川家に仕えているきり(長澤まさみ)は襲撃の情報を信繁に流す。三成を屋敷から避難させた信繁は、貴重な文書を保護するため信幸(大泉洋)の手を借りることに。そこに清正ら七将が乗り込んできて…。
第35話:犬伏
家康(内野聖陽)は、慶長5(1600)年6月18日、上杉征伐のため伏見をたつ。上杉に付くことを決めた信幸(大泉洋)は、薫(高畑淳子)らに頃合いを見て大坂から脱出するよう指示。逃亡を嫌がる薫だが、きり(長澤まさみ)ときりに対抗する春(松岡茉優)の説得を受け入れる。7月10日、上杉征伐に加わるため大谷吉継(片岡愛之助)が美濃・垂井まで進軍。そこに現れた三成(山本耕史)が、打倒・徳川のため命を預けてほしいと加勢を請う。その後、大坂に戻った三成は人質にするため諸大名の家族を大坂城に集めた。同月19日、徳川秀忠(星野源)率いる2万の兵が江戸城を出立。そんな中、大坂で挙兵する三成の動向を気にしながら、家康は3万の兵を率いて江戸をたつ…。
第36話:勝負
信繁(堺雅人)と昌幸(草刈正雄)は京で挙兵した三成(山本耕史)に味方し、上田に戻る。一方、信幸(大泉洋)は家康(内野聖陽)に昌幸の離反を報告し、本多正純(伊東孝明)に責め立てられるが徳川に尽くすことを誓う。昌幸への怒りを抑え、家康は一同を鼓舞する。信繁と昌幸は沼田で稲(吉田羊)とこう(長野里美)に会うが、信幸が徳川に付いたことを知った稲に閉め出される。慶長5(1600)年7月22日、信繁と昌幸は徳川勢を迎え討つことに。家康から上田攻めの先鋒を任された信幸は、小諸城で秀忠(星野源)と合流。そこに昌幸から降伏を申し入れる書状が届く…。
第37話:信之
家康(内野聖陽)は慶長5年(1600)9月27日、関ヶ原の戦いで勝利を収め大坂城に入る。昌幸(草刈正雄)は負けを認めず降伏を拒むが、信繁(堺雅人)の説得により家康に降伏を申し出る。家康は真田の処分を後回しにし、上田城での謹慎を命じる。一方、家康に助命嘆願するため大坂に向かうという家族思いの信幸(大泉洋)に心を動かされた義父の忠勝(藤岡弘、)は、共に大坂城へ。家康は真田親子を死罪にすると宣言するが、忠勝の懇願により撤回。信幸は喜ぶも、家康により昌幸との絶縁を命じられ、信之に改名させられる。
第38話:昌幸
慶長6(1601)年5月、信繁(堺雅人)と昌幸(草刈正雄)が九度山村で幽閉生活を始める。昌幸の代わりに村長の長兵衛(木之元亮)にあいさつへ行った信繁は、歓迎されず厳しい言葉を受ける。慶長8(1603)年、家康(内野聖陽)が征夷大将軍に就任し、昌幸は赦免を期待するが許されず、2年後、征夷大将軍の座を秀忠(星野源)に譲る。信繁は秀頼(中川大志)の天下人になる可能性が絶たれ憂う。その頃、沼田城では昌幸らが許されないことに激怒する薫(高畑淳子)が家康に直訴しようと提案する。
第39話:歳月
信繁(堺雅人)らが紀州・九度山村で生活を始めて10年。昌幸(草刈正雄)は慶長16(1611)年に死去。信之(大泉洋)は九度山を訪れ、昌幸の無念を思って信繁の赦免に力を尽くすと語る。しかし、信繁は九度山で不満なく暮らしていると応え、きり(長澤まさみ)や春(松岡茉優)らも同調する。その晩、信繁は借金が膨らんでいることを信之に打ち明け援助を頼む。信之は快諾するが、慶長19(1614)年になっても信之から送られてくるのはそば粉ばかりで、信繁はそばがきを作り売り歩くも売れず…。そんな中、信繁の元を豊臣秀次の娘・たか(岸井ゆきの)が訪ねてくる。
第40話:幸村
明石全登(小林顕作)に連れられた片桐且元(小林隆)が信繁(堺雅人)の元に現れ、且元は徳川と豊臣の戦は避けられないため豊臣への加勢を頼む。且元いわく、秀頼(中川大志)は秀吉の17回忌に合わせて開眼供養を行おうとしていたが家康(内野聖陽)が鐘に刻む銘文に難癖をつけ、揚げ句の果てに延期を命令。且元は茶々(竹内結子)から家康の説得を命じられ駿府城に向かうが、本多正純(伊東孝明)に一蹴される。大蔵卿局(峯村リエ)に責められた且元が、正純から無理難題な3カ条を言い渡されたと嘘をついたことが戦の火種に。事情を知っても且元の要請を再度断る信繁だが、秀吉らの言葉を思い出し…。
第41話:入城
徳川と豊臣の戦を前に、名前を幸村と改めた信繁(堺雅人)は、豊臣方に付くことを決意。きり(長澤まさみ)や高梨内記(中原丈雄)らに、九度山村から脱出するための作戦を伝える。その頃、大坂では元大名の長宗我部盛親(阿南健治)、元黒田家重臣・後藤又兵衛(哀川翔)、毛利勝永(岡本健一)ら浪人たちが続々と集まり、その状況を耳にした家康は幸村を警戒して見張りを強化するよう命じる。一方、信之(大泉洋)は武芸に秀でている稲(吉田羊)との息子・信政(大山真志)と、ひと月ほど早く生まれたこう(長野里美)との息子・信吉(広田亮平)のどちらを跡継ぎにするか悩んでいた。そんな折、信之は信吉を嫡男にと稲から頼まれ驚く。
第42話:味方
14年ぶりに茶々(竹内結子)と再会した幸村(堺雅人)は、叔父の織田有楽斎(井上順)を紹介される。有楽斎は幸村を褒め立てながらも、うまく利用しようともくろんでいた。その後、幸村は特別待遇の一人部屋を与えられるが、後藤又兵衛(哀川翔)にやっかまれて、長宗我部盛親(阿南健治)と相部屋に。その頃、駿府城では幸村の大坂入城を知った家康(内野聖陽)が、出陣を早めると言いだし、江戸城で命令を受けた秀忠(星野源)は戦支度を急ぐ。一方、信之(大泉洋)は自分の代理として戦支度を整えた信吉(広田亮平)と信政(大山真志)を大坂へと送り出すが、佐助(藤井隆)から手紙を渡され、幸村が豊臣に付いたことを知り、自ら出陣しなかったことを悔やむ。
第43話:軍議
幸村(堺雅人)が豊臣方に付いたと知った信之(大泉洋)は、松(木村佳乃)に使いを頼む。その頃、家康(内野聖陽)は京・二条城で片桐且元(小林隆)を家臣に取り込み、豊臣軍が籠城した際、どのくらい兵糧が持つかを問い詰めた。一方、大坂では秀頼(中川大志)の御前で幸村、後藤又兵衛(哀川翔)、長宗我部盛親(阿南健治)ら五人衆と大野治長(今井朋彦)らが出席し軍議が開かれる。木村重成(白石隼也)が提議した籠城策に幸村を除く五人衆は賛同する。幸村は徳川軍の力を分散させるため、関西一円で戦うべきだと主張するが又兵衛らに反対され、九度山に帰ると言いだす。
第44話:築城
野戦で意見を一致させた幸村(堺雅人)ら五人衆だが、茶々(竹内結子)の一声で一転し、籠城を強いられた幸村に家康は、ほくそ笑む。幸村は大野治長(今井朋彦)に、南側に出城を築く許可を求めるが、後藤又兵衛(哀川翔)に先を越される。役目を譲ってほしいと頼まれた又兵衛は、幸村の軍略に感銘を受ける。又兵衛らと豊臣直臣の木村重成(白石隼也)に浪人衆を中核とした布陣を説明する幸村。秀頼(中川大志)は重成から報告を受け幸村の策に感心するが、大蔵卿局(峯村リエ)らは反対。それでも治長は独断で築城許可を与え、幸村は後に「真田丸」と呼ばれる出城の構築に着手する。
第45話:完封
慶長19(1614)年11月、二つの戦闘が発生した。毛利勝永(岡本健一)は、いずれも豊臣軍が手薄なとりでを徳川勢に攻め落とされたため内通者がいるとにらみ、幸村(堺雅人)に伝達。幸村は織田有楽斎(井上順)に情報を流し、徳川軍の反応を見て確信を得た。その頃、信之(大泉洋)の屋敷に福島正則(深水元基)と平野長泰(近藤芳正)が現れ、大坂城に兵糧を送りたいと協力を求められた信之は、幸村のためと詰め寄られて断れず…。程なく家康(内野聖陽)は上杉景勝(遠藤憲一)に真田丸を落とすよう命じ、信吉(広田亮平)ら真田勢を景勝の下に配した。幸村は三十郎(迫田孝也)からの密書で知り、後藤又兵衛(哀川翔)らと木村重成(白石隼也)に諮り、先手を打つ。
第46話:砲弾
30万の徳川軍に包囲された大坂城。しかし、幸村(堺雅人)の策が見事に当たり城に寄せ付けない。家康(内野聖陽)は兵士に雄たけびを上げさせ、豊臣方の恐怖心や寝不足をあおる。幸村は好戦的な後藤又兵衛(哀川翔)らを抑えつつ、徳川軍の次の攻撃に備える。その頃、信之(大泉洋)は幸村に兵糧を届けるため、平野長泰(近藤芳正)と共に屋敷を出ようとしていた。程なく家康は真田信尹(栗原英雄)に幸村の調略を命じ、忠義心の厚い幸村が寝返るはずはないと思う信尹だが、幸村を10万石の大名にすると言われ承諾。佐助(藤井隆)を通じてそのことを知った幸村は信尹を迎え入れる。
第47話:反撃
茶々(竹内結子)が徳川軍の砲撃に恐れをなし、和睦すると言いだす。幸村(堺雅人)は家康(内野聖陽)の思惑を読み、評定の場で浪人たちを豊臣の家臣として召し抱えるよう主張するが、大蔵卿局(峯村リエ)が反発。一方、織田有楽斎(井上順)は徳川方が、茶々を人質にするか、豊臣家の大坂からの国替えを条件に出すと推測。大坂を離れてもいいと言う秀頼(中川大志)に、幸村は困惑する。家康は、豊臣からの和睦案に目を通し秀頼が国替えを望むなら関東にと無理難題を吹っ掛ける。有楽斎が交渉役に名乗りを挙げるも、幸村は茶々の妹・初(はいだしょうこ)を推薦。大蔵卿局も同伴すると言い、きり(長澤まさみ)に供をさせ一行は徳川方の交渉役・阿茶局(斉藤由貴)と会談する。
第48話:引鉄
和睦交渉の結果、真田丸は取り壊され堀は埋め立てられる。再三の徳川の陣への奇襲で家康を京に戻らせることに成功し、その途上での暗殺を計画した幸村(堺雅人)は佐助(藤井隆)に家康(内野聖陽)暗殺を命じる。その際、織田有楽斎(井上順)に伝えた日より一日早く実行に移した幸村は、有楽斎に内通の証拠を突き付ける。しかし、家康が影武者だったため襲撃は失敗に終わる。慶長20(1615)年、幸村は浪人たちの家族の入城許可を秀頼(中川大志)から取り付け、信之(大泉洋)の息子二人に会いに行く前に茶々(竹内結子)と秀頼の元へ。幸村に促された秀頼は、次の戦に勝ったら四国に国替えすると茶々に告げる。
第49話:前夜
信之(大泉洋)は幸村(堺雅人)の手紙を読み、死を覚悟して家康(内野聖陽)の首を狙っていることを察し、幸村を止めるために病を押して大坂へ。信之は真田の陣に立ち寄り息子たちに会う。そして家康の命令で幸村に面会するという信尹(栗原英雄)を待つ。その頃、幸村らは軍議を開き、又兵衛(哀川翔)の案から天王寺で徳川軍を迎え撃つことに。そんな折、家康から浪人衆を解雇して大和郡山城に移れば兵を引くという内容の最後通告といえる書状が届く。秀頼(中川大志)は家康と最後まで戦う意思を示し、幸村もそれに賛同。慶長20(1615)年4月、大坂夏の陣が始まり、幸村は家康の進路を予測して又兵衛らを配置。しかし、家康はその裏を読んで正信(近藤正臣)に道明寺に到着した又兵衛を調略するよう命じた。
第50話(最終回):最終回
いよいよ豊臣と徳川の最終決戦が始まった。幸村(堺雅人)は野戦に持ち込むが、大坂方の動きは徳川に筒抜けで戦況は圧倒的に不利。そこで、豊臣方の中に紛れた裏切り者を捜すことに。一方、迫りくる軍を前にして死を覚悟する茶々(竹内結子)。幸村は、茶々と秀頼(中川大志)が生き残るための秘策を託して最後の総攻撃を決行し、家康(内野聖陽)のいる本陣を目指して突き進む…!
「真田丸」の配信に関するよくある質問
「真田丸」の配信に関するよくある質問を3つご紹介します。
Q.NHKオンデマンドの真田丸の配信再開はいつですか?
Q.NHKオンデマンドで真田丸が配信停止になったのはなぜですか?
Q.大河ドラマ真田丸はいつ放送されましたか?
Q.NHKオンデマンドの真田丸の配信再開はいつですか?
2024年1月1日に配信の再開がスタートし、月曜・火曜・水曜に2~3回ずつ配信し、2月6日に配信を完了しました。
Q.NHKオンデマンドで真田丸が配信停止になったのはなぜですか?
NHKオンデマンドで真田丸が配信停止になったのは理由の1つとして考えられているのは出演者の不祥事です。
Q.大河ドラマ真田丸はいつ放送されましたか?
大河ドラマ真田丸は2016年1月10日から2016年12月18日に渡り、放送されました。
ドラマ「真田丸」に関連する作品を紹介!
最後に、ドラマ「真田丸」に関連する作品を紹介します。
- おんな城主 直虎
- 鎌倉殿の13人
- 麒麟がくる
おんな城主 直虎
放送日 | 2017年1月8日~12月17日 |
脚本 | 森下佳子 |
制作 | 日本放送協会 |
キャスト一覧 | 井伊直虎/柴咲コウ 井伊直親/三浦春馬 小野政次/高橋一生 井伊直盛/杉本哲太 祐椿尼/財前直見 しの/貫地谷しほり 徳川家康/阿部サダヲ 瀬名/菜々緒 井伊直平/前田吟 南渓和尚/小林薫 |
主題歌 | 「おんな城主 直虎メインテーマ」 |
公式サイト | おんな城主 直虎公式サイト |
2017年に放送された第56作品目のNHK大河ドラマ作品です。主演を柴咲コウさんが演じました。また、小野政次を演じた高橋一生が非情の死を遂げた時には政次ロス現象が起きました。
戦国時代に男の名で家督を継いだ女城主である井伊直虎。戦国の世を己の知恵と勇気を駆使し、仲間と協力し国を治めた直虎の原動力は幼いころにいいなずけと交わしたある約束でした。
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鎌倉殿の13人
放送日 | 2022年1月9日~12月18日 |
脚本 | 三谷幸喜 |
制作 | 日本放送協会 |
キャスト一覧 | 北条義時/小栗旬 政子/小池栄子 北条宗時/片岡愛之助 実衣/宮澤エマ 北条時政/坂東彌十郎 りく/宮沢りえ 源頼朝/大泉洋 源義経/菅田将暉 のえ/菊地凛子 八重/新垣結衣 |
主題歌 | 「鎌倉殿の13人 メインテーマ」 |
公式サイト | 鎌倉殿の13人公式サイト |
2022年にNHK大河ドラマ第61作品目として放送されました。脚本を三谷幸喜が担当し、主演を小栗旬が務めました。
伊豆の弱小豪族であった北条の次男として生まれ、源頼朝と出会ったことで運命が変わった北条義時の半生を描いています。義時は源頼朝の挙兵時に側近として支えたことで、鎌倉幕府のかじ取りを担うことになります。
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麒麟がくる
放送日 | 2020年1月19日~2021年2月7日 |
脚本 | 池端俊策 前川洋一 岩本真耶 河本瑞貴 |
制作 | 日本放送協会 |
キャスト一覧 | 明智十兵衛光秀/長谷川博己 煕子/木村文乃 南果歩/深芳野 村田雄浩/稲葉良通 徳重聡/藤田伝吾 片岡愛之助/今川義元 檀れい/土田御前 佐々木蔵之介/藤吉郎 滝藤賢一/足利義昭 谷原章介/三淵藤英 眞島秀和/細川藤孝 吉田鋼太郎/松永久秀 尾野真千子/伊呂波太夫 向井理/足利義輝 |
主題歌 | 「Warrior Past」 |
公式サイト | 麒麟がくる公式サイト |
2020年から約1年に渡り放送された第59作品目の大河ドラマになります。明智光秀の生涯を描き、主演を長谷川博己が務めました。全回の平均視聴率は14.4%と高水準をマークした作品です。
明智光秀は下克上の代名詞と言われる美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜けました。その教えを志しに、織田信長の盟友となります。
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