これまで、ワコムのデジタルノート「Bamboo Spark」の概要から活用法についてお伝えしてきた。最終回となる3回目は、実際に使ってみてどのような場面で活躍するのか探っていこう。

何日か使ってみて、「Bamboo Spark」はデジタルノートであることをあまり意識させないということに気づいた。使い始めるときには本体下のスイッチで電源を入れるのだが、習慣化すると自然とオンオフができるようになる。「気がついたらデジタルでも記録されていた」ぐらいの感覚だ。

本体が軽く手になじむので、立ちながらメモをとるのも快適

バッテリーの連続使用時間は最大約8時間。普通、何時間もメモを書き続けることは少ないだろうから、数日~1週間ぐらいは充電せずとも大丈夫だろう。また、万が一バッテリーが切れたとしても紙のメモは残るので、致命的なダメージにはならない。

充電にはmicroUSBポートを使用し、パソコンやモバイルバッテリーからの電源供給も容易

本連載の1回目にも書いたが、普通の紙を使えるのが「Bamboo Spark」の最大のメリット。A5サイズのメモパッドであればそのままスマートフォリオに差し込める。方眼ノートが生産性を高めるツールとして人気となっているが、そうした要望にも応えられる。メモパッドの形状でなくとも1枚の紙を乗せて使うことも可能だ。極端なことを言えば、コピー用紙の裏紙でも飲食店のナプキンでもいい。また、筆者は職業柄、プレスリリースなどでもらった紙資料にメモ書きすることも多いが、「Bamboo Spark」上で書けばメモ部分のみがデジタルデータとして残せる。この柔軟性によって使う人ごとにオリジナルの活用術が生まれそうだ。

方眼など、好きな模様、紙質のメモパッドが使える。ただし、サポートする厚さは5mm以下

お絵かきに使ってみたところ、薄く引いた線は認識されていなかった。クリエイティブ用途と言うよりはビジネス用途のデバイスだ

これまで多くのデジタルノート製品を試してきたが、「Bamboo Spark」は現時点ではもっとも常用に足る実用度の高いデジタルノートと言っていいだろう。

(マイナビニュース広告企画:提供 株式会社ワコム)

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