SNSで人気を集めるママイラストレーター・ほかほか命さんとパパイラストレーター・ぷにぱぱさんによる連載「【漫画レポ】#新米ママパパの妊娠後期の準備時間 Vol.2」。この連載では、妊娠後期に準備しておきたいあれこれを、先輩ママ・先輩パパの実体験から考えていきます。今回はパパイラストレーター・ぷにぱぱさんによる「出産準備中のお互いの役割分担(モノ編)」のエピソードです。
ぷにぱぱさん
2才の双子の娘としっかり者のママ、双子の猫2匹の計6人家族のパパ。会社員をする傍ら、家族との日常を絵日記にして発信しています。こんにちは!2度目のコラムを担当させていただきます、ぷにぱぱです。
妊娠後期になると、出産に備えてアイテムを一つひとつ用意していく大切な時期かと思います。僕たちの家でもよだれかけやチャイルドシート、おくるみ、ガーゼハンカチ、おむつ……と、少し気の早い両親からのプレゼントも含めて、ちょこちょこと買いそろえていました。必要なアイテムは主にネットで調べてLINEで共有したり、使う場面のシチュエーションを話し合ったりして準備していましたね。
ビデオ通話を使って、妻と一緒に準備を
例えば、うちは双子なのですべてのアイテムは2倍必要です。出産後妻はすぐに実家へ里帰りすることになっていたので、何よりも外せないものが「チャイルドシート」でした。
大型のアイテムは準備を先延ばしにしがちですが、いつ妻の身体が急変して安静を余儀なくされるか分からない多胎妊娠だったこともあり、出産準備で帰省していた実家の妻の両親に協力してもらいながら店舗で実物を見ながら決めました。
その時期私は仕事もあり、猫も飼っていたので一人暮らし状態。一緒に行けたらよかったのですが、そうともいかず……。そのため、ビデオ通話をつないで、店員さんにチャイルドシートの特長を聞いたりおすすめの仕様を教えてもらったりして、最終的には妻と2人で選びました。
2台取り付けることになるので、そもそも入るのかというサイズの問題や、乗り降ろしさせやすい回転タイプと固定タイプのメリット・デメリットなど画面越しでもすごく丁寧に説明してくれた店員さんの対応はありがたかったです。おかげで妻と納得して、乗り降ろしさせやすい回転タイプを選ぶことにしました。
気に入って買ったものの……思わぬ大誤算!
もう一つ、大型の買い物として双子用ベビーカーも妊娠後期に購入しました。いま思えば寝て起きてを繰り返す新生児×2の相手に精一杯で、生まれて数か月はあまり外出をする機会はありませんでしたが……首の据わらない双子を連れて、健診やら外出をするのに必要だろうとの判断と「大きい買い物はまとめてしてしまえ」というハイテンションにまかせて、新生児から乗れる安定性のあるベビーカーをチョイス。
自分は仕事だったので、こちらもビデオ通話でどんなベビーカーが良いか話し合い、なんとお義父さんに購入してもらいました!
妻が里帰りから戻り、改めて見てみると見た目も可愛いし、操作性もよくてスイスイ動くし収納力も十分!とウハウハでいたのですが……なんと当時乗ってた車に入らない(大きすぎて)!チャイルドシートを設置しているので、椅子も倒すことができず途方に暮れたのを思い出しました(笑)。
それ以外の細かいモノの準備は、妻が率先してそろえてくれていました。当時を思い返してみると「このアイテムはどのくらい必要で、買わないと困るのかな?」の想像ができなくて、荷物持ちをする程度しかできていなかった気がします。
そのため僕がベビー用品に積極的に触れ、取り入れようと思い出したのはやはり出産後。実際に赤ちゃんを目の前にしてお世話をしていくうちに、「これはあったほうが便利なんだな」とか「この間サイトで見た商品よさそうだな」と応用する力がついたような気がします。
そのため最低限必要なモノに関しては事前に、生まれてからでも間に合うものに関しては実際に子育てをしてみて、自分に合うモノを見つけてから買ってみるというのも良いと思います。
準備も楽しんだもの勝ち!
初めての出産は、どんなものを準備していいか悩むかと思います。いざ買ってみると「買ってよかった」「これはいらなかったなぁ」「これもイマイチ……」なんて、すべてのアイテムが適したものではなく、家庭によって必要になるものとならないものがあります。
先輩パパママの記事でいいなと思っても実際購入すると「意外と我が家では使わなかったな」ということもあります。でも、そこは楽しんだもの勝ちです。たくさん失敗はしましたが、いい経験にもなります。そしてネタにもなります(笑)。「買わずに後悔するより、買って後悔」が私のモットーですので!たくさん試して失敗もしながら、自分の家庭に合うものを選んでいってほしいです。
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