【アーカイブあり】WEST.×WOWOWオリジナルライブ＆舞台裏が12/22(日)一挙独占放送・配信! 1/27(月)は未公開インタビューも公開

今年で10周年を迎えた人気グループ『WEST.』。WOWOWではWEST.とタッグを組み、ここでしか見られないスペシャルコンテンツ「WEST. 10th Anniversary WOWOW Special」を実施中だ。

メンバーにとっても初めてのことが多かったというオリジナルライブ「WOWOW presents WEST. 10th Anniversary Live "W"」では、彼らの持ち味に加え、新鮮な姿もみせている。

12月22日（日）には、オリジナルライブ「WOWOW presents WEST. 10th Anniversary Live "W"」と、その舞台裏に迫った「Behind The Scenes - WEST. 10th Anniversary Live "W"」の一挙独占放送・配信を予定している。そこで今回は特別に、WOWOWでしか見ることができないライブ映像のレポートをお届けする。

これまでのライブとは一味違う! 「WOWOW presents WEST. 10th Anniversary Live "W"」レポート

今回のスペシャルライブが普段の彼らのライブと違うところは大きく3つあった。まず、映像作家の丹修一監督のもとプロデュースされたライブで、セットリストもお任せであったこと。普段はなかなか見ることの出来ないフルコラースでのパフォーマンスを楽しめること。バンドとストリングスによる生演奏であること。

セットリストが本人たちの発案ではない目新しさは、ライブ冒頭から発揮された。いきなりバラードを3曲歌うという始まりなのだ。1曲目に選ばれたのは「きみへのメロディー」。2015年リリースの2ndアルバムに収録されたバラードを、年齢を重ねて深みを増した7人の声で届ける。 ハイスツールに腰掛けた7人は円になり、ピアノの音に乗せて、1人1人が歌詞を噛みしめるように歌を紡いでいく。

2曲目は「虹の旅」。2019年リリースのシングル「Big Shot!!」に収録されたこの曲は、今回が初パフォーマンスとなる。「今日も 迷いながら歌い また 生きる意味を探す」「僕らは行く 虹の旅を」と彼らの生きざまと重なるような歌詞が、ストリングスと7人の歌声が重なることで力強さと壮大さを増していく。

3曲目は「雪に願いを」。この曲は本来、濵田崇裕と小瀧望のユニット曲で、それを7人で披露している点にも注目だ。ヴァイオリンの音色から始まったイントロにつづいて、小瀧の歌いだしから濵田につなぎ、7人の歌声とハーモニーでせつない歌詞を彩っていく。

この3曲を冒頭に持ってきたことで際立ったのは、“7人全員がボーカル”と言われる彼らの歌の実力だ。言葉ひとつひとつに感情をほとばしらせるように表現する重岡大毅、独特のこぶしを持ち味に豊かな表現力を誇る桐山照史、優しさと誠実さがにじみ出る声で言葉を届ける中間淳太、透明感と存在感を併せ持った唯一無二の歌声を持つ神山智洋、ハスキーな歌声で色気も切実さも表現できる藤井流星、つややかな声で頼もしく歌声を響かせる濵田崇裕、まっすぐで力強い歌声で存在感を放つ小瀧望。それぞれ強い個性を持ちながら、声を重ねると共鳴し、たしかなものとなるWEST.としての歌声。

彼らの本領発揮といわんばかりに熱量を爆発させたのは「僕らの理由」。立ち上がって7人が円形に向かい合い、それぞれに自由にリズムを取り、歌声をぶつけあっていく。メンバー同士で目線が交わすときの信頼の笑顔、濵田を中心にヘッドバンキングをしながらこぼれる楽しさゆえの笑顔を、ときどき虹色に光る照明が美しく染める。

続いてのWEST.の名曲と名高い「証拠」は、普段のライブなら観客に向けてぶつける情熱を、円になったメンバー間でぶつけあう躍動感もまた新鮮で、やっぱり熱い。

「次の曲も、好き」と重岡のつぶやきで始まった「つばさ」では、気持ちよさそうに、心から楽しそうに歌の世界に浸る7人にエモーショナルな気持ちが高まる。伝わってくるのは前向きで明るい希望。

「つばさ」と同じくSUPER BEAVERの柳沢亮太が作詞作曲した「ハート」では、関西ジュニアの伯井太陽がダンサーとして参加。夢追い人となってもどかしさや葛藤をコンテンポラリーダンスで表現する伯井と、彼にエールを贈るように歌う7人のエネルギーが呼応し、加熱していく。
「『信じる』をやめないハート」という言葉が心に染み渡る温かさは格別だ。

WEST.の底知れぬエネルギーとパフォーマンスに魅せられる

カジュアルな衣装からモードなブラックスーツに着替え、ゴージャスなシャンデリアや赤やグリーンの照明が魅惑的な「カメレオン」からは、スタイリッシュで色気全開のWEST.の世界へ。まとうオーラをガラリと変えて、JAZZYなサウンドに妖美な歌声を乗せる7人。続く「King of Chance」は、サビでのキャッチーなダンス、神山のソロダンス、濵田と桐山の堂に入ったフェイクと、ドラマチックな展開で魅せる。

「Born To Be Wild」ではレッドカーペットを歩きながらのステップダンスやサビの洒落たダンスを粋に踊り、「Paradise」ではmilet（ミレイ）が手掛けた全英語歌詞を大人っぽいメロディーに乗せてしっとり聴かせる。神山のソロダンスから始まる「FATE」はダークな雰囲気の曲を重心低く踊る。曲の世界観を伝えることを重視した彼らのダンス曲をきれいな映像でじっくりと見ることができるのは、映像ライブの醍醐味だろう。

スポーティーなユニフォームをリメイクしたカラフルな衣装にチェンジして始まったのは「コンビニ行くけどなんかいる?」。今年リリースのシングル「ハート / FATE」の収録曲で、パフォーマンス初披露となる曲だ。彼らが本来持っている“明るく楽しい”魅力が詰まったパフォーマンスで、ハートを作ったりとキャッチーな手振りはファンも一体となって楽しめそうだなとワクワクする。

間髪入れずに始まった「Big Shot!!」はライブの盛り上げ曲。彼らのほとばしる情熱と明るさがまっすぐ届く応援歌だ。濵田の掛け声で始まる「WEST NIGHT」は関西弁で底抜けに明るいパーティーソング。歌詞を間違えた桐山の本気笑いをそのまま活かし、アドリブでメンバーが桐山をいじって、最後は桐山が小瀧にくすぐられて笑い転げるという展開は、ライブの生感そのままで楽しい。

ライブはクライマックス。「号泣するくらいの感動を 一生一度の冒険を味わいたいんだ」と歌い出すロックサウンドの「アンジョーヤリーナ」では、神山&濵田が向かい合って声を合わせたり、重岡が神山におんぶしてもらったまま歌ったり、小瀧が藤井の肩を抱いたりと、メンバーの絡み多めながらも開放感のある歌声を聴かせる。

「あなたに届けたいなと思っている曲がまだまだあります。画面を通り越して、あなたにこのパワーが届けば」という重岡の言葉で始まったのは、重岡作詞作曲の「超きっと大丈夫」。メンバーの「エイエイオー!」の掛け声に重岡の本気のメッセージを重ねて始まるド直球な応援歌だ。重岡が10kgあるというジャケットを床に置いた瞬間に全員でジャンプするという息のあった笑いと、真面目で思いっきりの熱さは見るものの情緒を揺らす。

ラストは彼らの原点である「ええじゃないか」。WEST.のライブの終わりはやっぱり賑やかでパッと明るいお祭りソングがお似合いだ。景気の良い管楽器の音と、元気みなぎる7人のパフォーマンス。神山と濵田はアクロバットも披露し、エンドレスに続いてほしいハッピーな時間を盛り上げる。最後のポーズまでバッチリ決めて、「やりきったぜ～」「楽しかった」と笑うメンバーの後ろ姿に流れるエンドロール。

しかし、最後にもう1曲。神山がアコースティックを弾いての「サムシング・ニュー」をラフに始める7人。「何ニューがいいと思う?」と楽しく会話しながら、マイクを持たず生声で届けられる「サムシング・ニュー」には幸せの余韻があふれていた。

見られるのはWOWOWだけ! WEST.×WOWOW放送・配信情報

12月22日（日）の一挙独占放送・配信では、今回レポートしたスペシャルライブとともに、本ライブの裏側に密着してメンバーのインタビューも交えたスペシャルプログラム「Behind The Scenes - WEST. 10th Anniversary Live “W”」も放送・配信。

また、2025年1月27日（月）には、「Behind The Scenes - WEST. 10th Anniversary Live "W"」で収まりきらなかったメンバーインタビューなどをまとめた「WEST. 10th Anniversary Interview -未公開集-」を放送する。

放送・配信後は、スマホやPCなど、いつでもどこでも好きなタイミングでＷＯＷＯＷコンテンツを視聴できるサービス「ＷＯＷＯＷオンデマンド」で1ヵ月間アーカイブ配信があるので、何度でも楽しむことができる。

彼らの10周年の集大成を、ぜひ自分の目で確かめてみてはいかがだろう。

オリジナルライブ「WOWOW presents WEST. 10th Anniversary Live "W"」放送・配信情報

ライブの裏側に密着「Behind The Scenes - WEST. 10th Anniversary Live “W”」放送・配信情報

未公開メンバーインタビューが見られる!「WEST. 10th Anniversary Interview -未公開集-」放送・配信情報

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