だんだんと近づいてきた、就活解禁日の3月1日。しかし企業研究はそれより前に取り組まなければ、エントリーシートの記入や面接対策をするときに情報不足に陥ってしまうでしょう。冬のうちから企業や業界について調べて、準備を整えておきませんか?

今回紹介するのは、キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)が取り組んでいる、新たなスタイルの会社説明会。2024年の採用活動では、「メタバース×リアル会社説明会『Open Office Day 2024』」と題し、リアル会場とバーチャル空間でのハイブリット開催を行いました。従来の会社説明会とはどのような部分が異なるのでしょうか。

実際に説明会に参加したキヤノンMJ若手社員と2025年度入社予定の学生、そして仕掛け人である採用課の社員にお話をうかがいました。

キヤノンマーケティングジャパンの採用HPを見る

キヤノンMJの会社説明会に参加したきっかけは? それぞれの就活体験談

――キヤノンMJの会社説明会に参加したきっかけを教えてください。

最初は就職情報サイトでキヤノンMJを知りました。ホームページなどで採用情報を見ているうちに、会社の理念に共感して。とくに「共創」という言葉が印象的で、違う部門や業界と手を取り合ってイノベーションを起こそうとする姿勢に魅力を感じ、説明会に参加しました。



以前、対面のインターンに3日間参加し、社員の方々と直接お話させていただいたり、グループで実際の業務と近いワークを行ったりしました。その際、仕事への考え方、お客さまに向き合う姿勢という点で、キヤノンMJにすごく魅力を感じました。 そこで、もっとキヤノンMJについて知りたいと思い、会社説明会にも積極的に参加しました。



実は大学の友人に教えてもらうまで、キヤノンMJという会社を知りませんでした。商社でありながらITソリューション事業も展開しているのが特徴的で、興味がわきました。その後バーチャルイベントの開催を知り、「メタバースを使っているなんておもしろそうだ」と思ったのが参加を決めた理由です。



――2023年はバーチャル、2024年はリアルイベントとバーチャルイベントのハイブリッドで開催されました。それぞれの会場で参加した感想はいかがですか?

僕はリアル会場の説明会に参加しました。オフィスツアーもあり、キヤノンが開発したMR(Mixed Reality(複合現実))システムや技術力の高さを体感できるような場所も見せてもらい、ワクワクしたことを覚えています。



僕が参加したバーチャルイベントはメタバース空間内をアバター姿で歩き回りながら情報収集をする、といったもので、ゲームを操作するときの感覚に近かったです。おかげで緊張しなかったですし、楽しみながら取り組めました。



私は大学時代関西に住んでいたので、遠方からでも参加できるバーチャルイベントは大学生活と就職活動の両立という意味でもありがたかったです。



キヤノンマーケティングジャパンの採用HPを見る

リアル・バーチャルどちらでも参加可能! キヤノンMJ会社説明会の魅力

――説明会でとくに印象に残ったコンテンツはなんですか?

会社情報がまとめられていた「Company Info」のブースです。ほかの会社の情報を調べるときは、サイトを隅々まで見て必要な情報を手に入れないといけません。一方でキヤノンMJのバーチャルイベントではテーマごとにブースが分かれていたので必要な情報を見つけやすかったです。また、掲示されているコンテンツも動画やPDF、オンライン会議ツールなど使い分けられていました。特に興味があった会社に関する情報についてはPDFで要点がまとめられており、就職活動で忙しい時期に場所やタイミングを選ばず効率よく見ることができてありがたかったです。



「就活メイクアップレッスン」のライブ配信が印象に残っています。 就職活動の際に好印象を与えるメイクや、普段楽しむメイクとは違った清潔感のあるメイクを丁寧に教えてくださいました。会社概要についてまとめられた資料は私もよく覚えています。街や人々を描いた「キヤノンさんを探せ!」コーナーがあって。キヤノンMJ社員6名が街のどこで働いているのかを探してみる、という内容でした。かわいらしいイラストを眺めながら、こんなところにも!? という発見があり、楽しみながらキヤノンMJについて学ぶことができました。



リアル会場でもらったパンフレットにも同じ内容があったので、僕も帰りの電車の中で、キヤノンさんをずっと探していました。リアル会場の会社説明会では、座談会で社員さんと直接お話できたのが印象的に残っています。社会人としてのありかたなど、就活全般に通用する内容も学べましたし、質問も気軽にできてありがたかったです。



――バーチャルイベントとリアル会場、それぞれの魅力を教えてください。

リアル会場での座談会の様子

オフィスツアーで最新技術に触れられるのは魅力のひとつだと思います。「入社したら最新技術を活用した製品やサービスを組み合わせて、社会課題を解決するソリューションを自らの手で提案することができる」と、将来にワクワクできました。また、文字だけでは伝わらないことを、社員さんの口から直接聞けるのも魅力的です。とくにみなさんが未来について頻繁に話題にしていたのが印象的で。自分も自信を持って未来を選択したい、と思えるいい機会になりました。



バーチャル会場のエントランス

バーチャルイベントは、開催期間中朝から夕方まで好きなときにブースに入室可能だったので、アルバイトに行く前の短時間でも参加できました。地方から東京に行く手間やお金もかかりません。どこに住んでいても対面に近い形で同じ説明会に参加できるのは、機会が平等に与えられているように思えてとても好印象でした。



イベント終了後もアーカイブが残り、メタバース空間は選考期間中も常時オープンされていたので自由に出入りできましたよね。僕は面接直前にメタバース空間内で資料を見ながら最終確認をしていて。おかげで緊張が少し和らぎましたし、自信を持って面接に臨めました。もうひとつの大きな魅力が、挑戦しつづける企業の姿勢が感じられたこと。メタバース空間を作って説明会を開催している企業はなかなかありません。従来のやり方にとらわれない姿勢がおもしろいな、と思いました。



――説明会などで知った内容は、その後の就活に役立ちましたか?

社員さんと話したときに得た言葉が、選考でも役に立ちました。たとえば「顧客の喜びや、世の中に与えるインパクトの大きさにやりがいを感じる」という言葉。この言葉は僕の就活の軸にもなりました。



私も社員の方が使っている言葉や、会社紹介の中で何度も出てくる言葉をメモして面接の準備をしました。あと、部署の名前が長くて最初は覚えるのが大変でしたが、資料などで目にするうちに自然と理解を深められてよかったです。もちろんメイク講座の内容も、面接のときに実践しました!



ほかの職種についても知ったうえで「やっぱりエンジニアになりたい」と思えたのは大きな収穫でした。僕は最初からエンジニアに絞って就活を進めていましたが、バーチャルイベントではほかの職種の紹介動画も閲覧できて。一通り見たことで、エンジニアになりたい気持ちが高まりました。自分の進みたい道が決まったおかげで、その後の就活にも前向きに取り組めたと感じています。



――これからキヤノンMJを受けようと考えている学生さんに向けて一言お願いします。

働くことに対するワクワク感を与えてくれる、有意義な時間になると思うので、ぜひ説明会に参加してみてください! また、就活では偽りの自分ではなく、本当の自分とマッチするような企業を探して行動すれば、無駄な時間にはならないはずです。うまくいくよう、応援しています!



リアル説明会との日程が合わなくても、バーチャルイベントに参加すれば情報を得られます。時間をうまく使って効率よく対策をしてみてください。



キヤノンMJは「人との関係を大切にしたい」「人として成長したい」と思っている方におすすめの会社です。就活中は忙しいと思いますが、情報収集や目の前の勉強など、時間を大切にしてがんばってください!



キヤノンマーケティングジャパンの採用HPを見る

キヤノンMJが求める人物像とは? キーワードは「進取の気性」

ここからは採用課の高畑さんと新沼さんに、会社説明会の狙いや求める人物像などをうかがいます。

――2023年からバーチャルイベントを導入した経緯を教えてください。

コロナ禍以降はオンライン配信で会社説明をしていましたが、「他社と同じことをしていてもだめだ、私たちも挑戦しなければ」と思って。新しい内容に取り組もうと採用課でアイデアを出し合った結果、より表現幅の広いメタバースを利用したバーチャルイベントをしようと決まりました。就活生は忙しく、またもうすぐやってくる採用試験に気が重くなっている方も多いと思います。だからこそバーチャルイベントは少しでも楽しんでもらえる要素を入れながら企画しました。



当社では、重視しているキーワードの一つに「進取の気性」があります。これは「従来の慣習や過去の前例にとらわれず、常に新しい価値を追求していく」というキヤノンが創業以来大事にしてきた企業DNAのひとつです。キヤノンは戦前の日本がまだ豊かではなかった頃に、カメラから事業をスタートさせた、いわゆるベンチャー企業。ビジネスを多角化させていくなかで、新しい技術はもちろん良いモノや人材、組織などを積極的に取り入れ、まさに「進取の気性」を発揮することで飛躍的な成長を遂げてきました。キヤノンMJもキヤノン製品にITソリューションを組み合わせ、防災やホワイト物流、フードロスといった社会課題の解決に挑戦している最中です。メタバースを活用した会社説明会にも、採用課の「進取の気性」が表れています。最新のデジタル技術に興味があって、積極的な学生が参加してくれるのではと予想していました。



バーチャル会場の集計を見ると、理系学生の参加が増え、しかも滞在時間が比較的長いとわかりました。地方からの参加も多いです。対面だけでは出会えなかった学生や、リアル説明会に行くほど時間を割けない学生たちにもアプローチできました。



――バーチャルイベントでこだわった点を教えてください。

短時間でもポイントがつかめるよう、情報の見せ方を工夫しました。近年の学生はタイムパフォーマンスを重視していますし、就活では当社だけに時間をかけられるわけではありません。だからこそ大切な内容はPDF資料にまとめて、紙芝居のようにめくりながら理解できるようにしました。また、楽しさにもこだわっています。たとえば2023年は当社のイノベーション推進活動を行っているチームと協力して「就活メイクアップレッスン」を実施し参加者が気楽に見られて就活にも役立つコンテンツを、そして2024年はデジタルスタンプラリーといったゲーム要素を入れました。



――どのような学生に説明会に参加してほしいですか?

キヤノンMJは文系のイメージが強いかもしれませんが、内定者の3割以上は理系出身者です。理系の学生も当社のITソリューションや技術に触れて、自分のスキルや知識をどのように活かせるかを知っていただけたらと思います。



文理問わず、多様な人材に来てほしいですね。さらに進取の気性に共感して入ってきてくれたら、これほど嬉しいことはありません。



キヤノンMJには「三自の精神」という行動指針もあります。「自発・自治・自覚」です。自らの意志で考え、主体的に行動して、成長を続けていける力を持つ学生にはぜひ当社を受けていただきたいと思います。今後もワクワクしながら会社を知っていただく機会を用意していきますので、ご期待ください!



キヤノンマーケティングジャパンの採用HPを見る

社会課題に挑戦したい方大歓迎! 多様な人材が活躍できるキヤノンMJ

キヤノンMJでは2026年卒の就活生を対象に、採用活動を展開予定。文系・理系、学部生・院生問わず、社会課題の解決に挑戦したい人材を求めています。キヤノン製品やITを活用したソリューション、新しいことに積極的に取り組む「進取の気性」などに興味があれば、まずは会社説明会に参加してみてはいかがでしょうか。採用イベントに関する情報はマイページにて順次公開・予約開始されますので、採用ホームページからマイページへエントリー(登録)し、こまめに情報をチェックしてみてください!

キヤノンマーケティングジャパンの採用HPを見る

[PR]提供:キヤノンマーケティングジャパン