兵庫県神戸市にある「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」が、2024年11月26日にリニューアルオープンしました。明石海峡大橋や淡路島を望む美しい水辺のロケーションを生かした「LAGOON COMMUNITY PARK」を中心に、アウトレットモールも全面建て替え。ショッピングはもちろん、屋外アクティビティやグルメを楽しめる一日滞在型の商業施設へと生まれ変わりました。

今回は、そんな「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」の見どころをご紹介します!

水辺を満喫!「LAGOON COMMUNITY PARK」とは?

リニューアルの目玉となるのが、新たに誕生した「LAGOON COMMUNITY PARK」です。“ラグーン”とは、海水を引き込んだ池のこと。波がない安全な環境なので、子どもから大人まで安心してさまざまな“水の体験”ができます。

実はこのラグーン、元々は神戸市が所有していた鯛の養殖場だったそう。「地域コミュニティの活性のために、この場をもっと活用してほしい」という神戸市側の想いもあり、「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」のリニューアルにともなって魅力的なラグーンへと変貌を遂げました。

ラグーンの広さはなんと約1万㎡。周囲には約3,600㎡の砂浜も有しています。この環境を生かして、カヤックなどの水上アクティビティやビーチバレー、ビーチヨガや季節ごとの体験プログラム、水辺環境における安全教育コンテンツなどが予定されています。

さらにラグーンでは、ボラやクロダイ、ウマヅラハギ、カキ、ヒトデなど、多様な生き物が発見されています。生物多様性を守る取り組みとして、水質浄化や藻場の造成を進めるほか、藻場の役割を学ぶ教育プログラムや植え付けイベントも実施される予定です。

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「LAGOON COMMUNITY PARK」で水上アクティビティを! カヌー日本代表 羽根田卓也選手トークショー&デモンストレーション

リニューアルオープンに先駆けて、先日11月22日には、カヌー日本代表の羽根田卓也選手とアスリートセーブジャパン代表の飯沼誠司さんによるトークショーと水上アクティビティのデモンストレーションが行われました。

ラグーンではさまざまな水上アクティビティが予定されていますが、そのひとつがカヌー体験! 通常カヌーをするとなると、車にカヌーや装備を積んで山奥の渓流まで行って……と、ハードルが高くなりがち。「ここなら、装備や道具を持っていなくても気軽にカヌー体験ができていいですね」と羽根田選手はいいます。

安全面についても心配無用。飯沼さんも「波がなく安全性も担保されている環境なので、子どもから大人まで水上事故の不安なく思いっきり楽しめます」と語りました。

イベントでは、お二人がラグーンでのカヌーを体験。穏やかな水面をスーッと進んでいく様子は、とても気持ちがよさそうでした。

ちなみに、一見難しそうに見えるカヌーの操縦ですが、羽根田選手曰く「実はそんなに難しい乗り物じゃないんですよ」とのこと。初心者でも、短時間のレクチャーを受ければ、問題なく乗れるようになるそうです。

このほか、この日は「HOBIE(ホビー)」のデモンストレーションも。HOBIEとは、カリフォルニアで生まれた水上アクティビティで、カヌーよりもさらに気軽に乗れる乗り物。ボートのように足で漕ぐだけで進んでいくので、小さな子どもも一緒に楽しむことができます。

「素晴らしいロケーションの中、のんびりと水面を滑っていくのが気持ちいですね」と飯沼さん。羽根田選手も「風を感じながら無心で漕いでいると、なんだかすごくリラックスできます」と笑みを浮かべていました。

なお、これらの水上アクティビティは、オープン以降順次開催予定です。

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【インタビュー】マリンピア神戸リニューアルオープンへの想いとは

最後に、今回のリニューアルオープンへの想いや見どころなどについて、三井不動産の商業施設・スポーツ・エンターテインメント本部 リージョナル事業部 事業推進グループの薗部夏菜さんにお話を伺いました。

ーーまずは自己紹介をお願いします。

薗部さん:私は現在、三井不動産の商業施設・スポーツ・エンターテインメント本部で事業推進を担当する部署に所属しています。今回のリニューアルオープンに際して、土地を取得してから開業までの事業推進・企画立案などに携わっていました。

ーー長きにわたって関西圏の方に愛されてきた「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」(開業当時の施設名:マリンピア神戸ポルトバザール)ですが、どういったきっかけでリニューアルをすることとなったのでしょうか。

薗部さん:「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」は1999年に開業し、当社では3番目に古いアウトモールです。これまで23年にわたってご愛顧いただいてきましたが、施設の老朽化や「時代にマッチする新しい商業施設にしたい」という想いがあったため、全面建て替えリニューアルすることとなりました。

ーー今回のリニューアルでどのようにパワーアップしたのでしょうか?

薗部さん:ただ買い物をするだけのモールではなく、屋外アクティビティやグルメなど、一日通して滞在して遊べるリゾート型施設にパワーアップしました。敷地を拡大し、全面建て替えをしていますので、すべてが以前とは異なります。

ーー具体的にはどのようなところが変わったのですか?

薗部さん:たとえば、以前はアウトレット棟が5つの棟に分かれていましたが、リニューアル後は1つの建物に集約され、完全屋内型になりました。動線が大幅によくなったので回遊しやすく、天候にも左右されずにお買い物を楽しんでいただけます。店舗数も、建替え前の約130店舗から約145店舗に増加しました。

また、今回のリニューアルでは、元々はマリンピア神戸の敷地ではなかったところまで事業地を拡大し、「LAGOON COMMUNITY PARK」を新設しています。お買い物中に「ちょっと外の空気を感じたいな」「屋外で休憩したいな」といった使い方もできますし、ラグーンでの水上アクティビティに参加いただくのもおすすめです。

このほか、飲食ゾーンも新設され、関西初出店のお店や人気店が集結しています。海沿いに迫り出したつくりなので、景色もとてもいいんですよ。

ーー「LAGOON COMMUNITY PARK」の新設が今回のリニューアルの目玉と言えそうですが、どんなエリアなのでしょうか?

薗部さん:ラグーンを囲むように5つのゾーンが設置されています。ドッグランやボルダリング、滑り台、ハンモックなどが楽しめる「アクティビティレジャーゾーン」、約9メートル×5メートルのサイネージが自慢の「大屋根広場」、明石海峡大橋をバックに写真映えも抜群なパークエリア「BE KOBEゾーン」、都市型リゾートバーベキュー場やレストラン・カフェなどが並ぶ「フードリゾートゾーン」「スイーツ&アートガーデンゾーン」です。

ーー「LAGOON COMMUNITY PARK」エリアで特にこだわったところを教えてください。

薗部さん:これだけ外構が広い商業施設というのは弊社でも初めてなのですが、明石海峡大橋を望むロケーションの利と豊かなラグーンを生かすエリアづくりにこだわりました。買い物して、ごはんを食べて、外で休憩したりアクティビティを楽しんだり……と一日滞在できるような施設を目指していますので、ショッピングモールとラグーンの兼ね合いは強く考えたところです。たとえば、水に濡れずに私服のままでできるアクティビティを用意したり、ラグーンの近くに貴重品や荷物を入れておけるロッカーを設置したりしています。

さらに、施設内の雰囲気作りにもこだわりました。昼間は買い物をするお客さまでにぎやかですが、夜はライトアップされ、音楽も落ち着いたものに変わるので、雰囲気が一転します。明石海峡大橋を背景に、ロマンチックな時間を過ごしていただけるかと思います。

ーーこのラグーンでは、生物の多様性を保持するための取り組みにも注力されているとお聞きしました。

薗部さん:はい、このラグーンでは、これまでボラやクロダイ、ウマヅラハギ、カキやヒトデなど、さまざまな生き物が発見されてきました。この多様性ある環境を残しながら、なおかつ水上アクティビティの利用とも共存していけるよう、配慮しております。今後も水質浄化やCO2削減に役立つ海草などの藻場の造成への取り組みをはじめ、お客さま参加型のイベントとして、藻場が持つ役割を学ぶ教育プログラムやラグーンを使用した海草や海藻の植え付けイベントなどを予定しています。

ーー「LAGOON COMMUNITY PARK」では、さまざまなイベントが予定されているそうですね。

薗部さん:冬は砂浜のライトアップ、暖かくなってきたらカヤックやホビーなどの水上イベントを予定しています。また、ラグーンを使った水難事故を想定したレスキュー講習なども開催予定です。

ーー「LAGOON COMMUNITY PARK」にはどのような方に来てもらいたいですか?

薗部さん:建て替え前もさまざまな層のお客さまにご愛顧いただいておりましたが、リニューアル後はますます多様なお客さまにお楽しみいただけるものと自負しています。単なるアウトレットではなくなった今、一つの滞在型施設として、遠くからいらっしゃるお客さまも増えていくのではないでしょうか。こういったショッピングモールはファミリー層がメインと思われるかもしれませんが、アクティビティやライトアップなどもたくさんありますので、友だち同士やカップルなど、若い世代の方々にもお越しいただきたいですね。また、近隣の皆さまにも、より便利にご利用いただけるかと思います。アウトレットって“そんなに頻繁には行かない場所”かもしれませんが、リニューアル後のマリンピア神戸は100円ショップやバラエティショップなど日用品系のテナントもありますし、ドッグランや休憩スペース、カフェなども充実していますので、近隣の皆さまにも頻度高くご利用いただきたいです。

ーー三井アウトレットパーク マリンピア神戸は今後、神戸市垂水区エリアの発展にどう寄与していくのでしょうか?

薗部さん:近年、須磨エリアも含めてこの地域全体が盛り上がりを見せております。私たちとしても、他エリアとも連携しつつ、インバウンド需要も含めてこれまでとは違った層のお客さまにも足を運んでいただくことで地域全体の活性化に貢献できればと思っております。

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生まれ変わった「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」に遊びに行こう!

明石海峡大橋や淡路島を一望する絶好のロケーションを生かした「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」。全面建て替えで生まれ変わったアウトレットモールや、子どもから大人まで楽しめる「LAGOON COMMUNITY PARK」が大きな魅力です。ぜひ、遊びに行ってみてください。

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